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ここ最近思うこと

休学をしてから怒涛の日々が続き、ここまで本当にあっという間だったとつくづく感じています。休学中も自分自身の学びを怠ることはなく、むしろ大学を離れているからこそできることを自分なりに頑張っていました。楽しかったこともたくさんありますが、社会の中に飛び込んでみて、理不尽に感じたことも数多くありました。

自分が社会の中に入ってから組織の中でやっていけるのかどうか正直不安になってしまったことは想定外でした。それくらい今の世の中は不条理で、子どもにとっても、それと同じくらい大人にとってもやりづらいような場面に正直少なからず遭遇しました。あまり具体的に話すのも少し抵抗を感じますが、

HSP

という言葉を小学校の現場で何度も教員の方から耳にしました。簡単に説明すると繊細な子、子どもの場合はHSCという名称で呼ばれることが多いそうです。具体例を挙げると他の子どもが怒鳴られている場面を見ると、自分自身があたかもそう言われているかのように感じてしまい、心の中で引きずってしまうというものです。偶然僕がボランティアに行っていた学校でそういったケースに遭遇しました。ある教員が悩みを溜め込んでしまうような人で、周りに中々相談ができず、自分に余裕がなくなってしまい、子どもへの対応がキツくなってしまったというものです。

正直に言ってしまうと今ネットなどで拡散されてしまったら間違いなくアウトになるような場面に結構な回数遭遇しました。流石にまずいと僕が他の先生方に相談するとどうやら以前から目に余る言動があったようで、その後は怒鳴るような場面はあっても、目に余るほどではなくなり、だいぶ落ち着いたようです。

僕がボランティアに通っていた小学校に限らず、学校現場というのは現在ただでさえ様々な問題を抱えているのも事実です。子どもの問題や教員のメンタルヘルスの問題など、恐らく子ども達以上に教員の方々は無理をして現場を支えているというのを改めて実感しています。ストレスを抱え込んでしまう先生方が居るのも無理はありません。それくらい教員という仕事はやるべきことが膨大で、日々身を削って無理を重ねて仕事をしている人が居るのも事実でしょう。

きっとこの業界で無理をしている人は間違いなく多いと思います。しかし、僕から言えるのは

心が壊れてからでは遅い

ということです。心が疲れてしまい、無理に無理を重ねて心からたくさん出血している状態で、既に心に深い傷を負った状態で精神科を受診するといったような感じで、心が悲鳴を上げる前にできれば受診して欲しかった、というケースを大学の講義でも学んでいます。

休学していたためまだ3年という扱いになってはいますが、来年は4年と同じ扱いになり、就職か、それとも進学かを決めなくてはならない時期が来ます。段々と社会人になりつつあるのだとつくづく感じています。他人に優しく、自分にも優しくを意識しながら、より思いやりの行動をこれからも実践したいです



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