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抱負を書くことは止めて、今年やったことを書き出してみる #カレーの学校

カレーの学校 アドベントカレンダー2022の5日目。
2日連続の登場、カレーの学校10期 のーどみです。

例年、12月にカレーの学校アドベントカレンダーを立ち上げてる人です。

他人が書いた記事にあてられて、毎年、年末年始には、
・今年は、スパイスカレーをたくさん作ろう
・スパイスのことをもっと知ろう
・スパイスカレーに合う酒を探そう
・もっと食べ歩きしよう
なんてことを思ったり、抱負らしいものを書いたりしています。

で、次の12月に読み直して、「何一つやってねーじゃん!」と凹むこと数年。今年は、やったことだけ振り返ってみようと思います。

2022年は、4月から毎日noteを更新しているので、カレーに何かやったことはだいたいnoteに残っているはず…と、見てみたもののあまり活動していない。

ツイートも見直してみたところ、2022年のカレーについての最初の投稿はこれ。

noteで振り返ったとところ、まとまったカレーのnoteはこれが最初のよう。

カレーの学校の卒業生のお手伝いで、カレーレシピ本の校正の手伝いをちょっとした話です。今年、自炊をはじめたばかりなので、料理初心者としての気づきがあって、個人的にはちょっとした時間で、大きなリターンがある体験になりました。

今年カレーではまったのは、印度カリー子さんのレシピで作ったカレーですね。3日連続、同じレシピでカレーを作りました。

細かいスパイスの配分はなく、素人でもわかりやすい配分で、味を外さないギリギリのところを攻めるスパイスカレーです。手順も難しくない、それでいて、複雑なスパイスカレーのレシピより、初心者にはおいしく作れるカレーだと思います。

その後、印度カリー子さんが登壇するnoteイベントも楽しく視聴させていただきました。クリエイティブな仕事をする人の参考になる話も多かったです。彼女が言う「コンテンツは作るだけではだめで、届けるまでが仕事」という主張は、今でも心に留めて、仕事をしています。

そして、最大の事件は、こちら…

私は、ずっと、スパイスカレーを息子に作ってみたいという思いがありました。食育というほどでもありませんが、早いうちにいろんな味や香りを体験してほしいという思いから。このnoteにも書いた通りですが、作る前に思い出すべきだったのです。スパイスカレーが子どもには鬼門だということを…。

思い出すべき話の代表は、2018年のカレーの学校アドベントカレンダー12日目、小西さんの「カレー事件」です。

スパイスカレーになじみがない家族にスパイスカレーを振る舞って、一度、惨敗した話。その後も、懲りずに毎週末スパイスカレーを振る舞っていたら…

ある日の食卓。
長女が、「パパのカレーはたべたくない」と涙目で言う。

次女は一口もたべない。

妻は無言でたべる。

もう涙なしには、読めませんでした。その記事をなんてやりきれない話なんだと泣きながら読んだくせに、すっかり忘れて、何とかなるだろうと息子にスパイスカレーを振る舞いました。

息子はスプーンを口に運ぶとすぐ、「うーん…」とこぼしました。
記事タイトルにある通り、作ったスパイスカレーは私が自分で食べて、息子には買ってきたレトルトカレーを食べてもらいました。
(私が手順を間違えただけなので、ちゃんと作れていれば、食べてもらえた可能性はあります)

この日の敗北感は、息子に料理を振る舞うたびに、心にやってきます。
2022年、私のカレーに対する勝敗は、この一件だけで「敗北」と言わざるを得ません。来年は、もっと香りが強くない、軽めの刺激のスパイス料理で、息子を攻略したいと思います。あ、抱負、書いちゃったよ…。

何か、お手軽で、子どもが喜ぶスパイス料理がある方、おいしいレシピを教えてくださいね。2023年こそは!

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。