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積ん読を晒す提案への一つのアンサー:私はそれでも積ん読を減らしたい!

こんな投稿を見かけました。

毎日noteを公開している身としては、これはとてもありがたい提案ですし、実際に積ん読に個性も現れるでしょう。他人の本棚ほどおもしろいコンテンツはありません!

著名な人が同じようにnoteを書いてくれれば、「へー、この人はこんなことに興味があるんだ」「この人の世界観はこんな本たちで作られてるのかー」「こんな人を目指してるのか!」なんてことも見えて、本当におもしろいだろうと思います。

積ん読は「徳を積むもの」「積むことに意味がある」という主張までありますが、実際、積ん読していると、時々気になりますし、心が澱む瞬間もあります。何よりよくないのは、新しい本を買う時に「まだ読んでない本があるし…」と手控えてしまうことです。

そこで私からは、積ん読を減らす方法を提案します!
(積ん読を晒すムーヴメントが広がるとおもしろいと思うので、ムーヴメントの邪魔をしないよう、私から自分のSNSではシェアしません。もし積ん読に泣いている人がいれば読んでください)

積ん読消化会

ある友人とは毎週、別の友人とは隔週、「積ん読消化会」という名の読書会をやっています。読書会の日になると、1時間程度時間を確保して、それぞれに積ん読している本を読んで、その後オンラインで5分程度、お互いの感想を共有します。

自分一人ではどうしても優先順が下がってしまう本を手に取ることができます。弱点としては、相手に共有するのだから、相手も感想を聞いて嬉しい本だといいよね~、と多少の忖度が入ること。誰かが役立つ本という決まりはないのですが、毎回、好きな本だけ選んでられません。ビジネス寄り、仕事寄りの本を読むことが増えます。

クリエイティブになるための読書

こちらのnoteに提案されていた「毎日、物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」を実践中です。

1,000日間、毎日「物語1つ、詩を1つ、論考を1つ」寝る前に読めば、誰でもクリエイティブなれるよ、というレイ・ブラッドベリの提案がもとになっています。

寝る前に読むほうが、脳内で反芻する時間もあってよいと思うのですが、飲み会がある日、疲れていて早く寝ちゃいそうな日もあるので、最近は一日のうち、好きな時間に読んでいます。その日に読む本を選んで読み終わるまで、全部ひっくるめても、30分から1時間。土日は家族との時間なので平日のみ。平日のみとはいえ、毎日のことなので、極力時間をかけません。

この読書の中で、「評論」の一つとして、ビジネス書、エッセイ、評論の書籍の一章、一節を一区切りとして切り出して消化しています。これまで積ん読していた、マックス・ヴェーバー、ショウペンハウエルの本なんかはちょうどいいですね。

最近、私は、フランシス・ベーコンの本もこの枠で読んでいます。本当は、良質で短く論理的にまとまった評論・エッセイを読みたいところですが、これで読みたかった本が消化できるので、よし、とします。読み終わると、とても健全な気持ちになれます。

一部のみを読むことをアリにすれば、「物語」もしくは「詩」の一つとして、『旧約聖書』を読むのもアリでしょう。また、「物語」としては長くても、割と薄い「脚本」なんかを、時間がある日に「物語」の一つとして、一作品読んでしまうこともあります。

クリエイティブであるための読書リスト - Google スプレッドシート

あぶれた積ん読たち

それでも、あぶれてしまう本があります。歴史書や自伝関連が、消化する機会がないまま、ずっと存在感を示しつつ、本棚に居座っています。なかなかてごわいですね。

あと、長編小説もそうですね。絶対、おもしろいってわかっているので、読み出せばいいのですが、最低でも、数日、関わると思うとなかなか… デンっと本棚に存在感を示しています。

今年読まずにいつ読むの? という本も積んでいます。

積ん読を消化する方法

長旅の時、出張の時、通勤時間(私は在宅中心なんでほぼゼロ)なんか、これらの本を消化するにはいいかもしれません。どうせなら本を読むために旅をするのもいいかもしれません。本を読むために旅をするなんて、素敵じゃないですか! …ということで、これからも積ん読を消化して、健全な気持ちで新しい本を手にしていきたいと思います!

えなりかんなさん、素晴らしい提案をありがとうございます!

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