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視聴メモ:プロフェッショナル「平凡な日常は、油断ならない ~歌人・俵万智~」 #プロフェッショナル

2018年の年末から半年間の講座、ほぼ日の学校 万葉集講座で、授業を受けてから、私にとっては、俵万智 “先生” です。ほぼ日の学校をきっかけに2019年から私も短歌を詠むようになりました。自分で短歌を詠むようになって、数は多くないですが、いろんな歌集を読んできた中、俵万智先生の歌集を一番読んだと思います。そんな俵万智先生の『プロフェッショナル 仕事の流儀』、見ないわけにはいきません!

番組概要

「平凡な日常は、油断ならない 〜歌人・俵万智〜」
初回放送日: 2023年2月27日
奈良時代から読み継がれてきた短歌の歴史に革命をもたらした歌人・俵万智(60)。280万部のミリオンセラー『サラダ記念日』や『チョコレート革命』。その歌は今なお多くの人を魅了する。俵万智とは何者なのか?これまで一切私生活を明かしてこなかった歌人との日々が始まった。40年ぶりに挑む50首の新作。老いへのまなざしや60歳の恋愛論。平凡な日常の中にある、きらめきの見つけ方。言葉に生きる女性の物語。

視聴メモ

番組宣伝

「いいね!」の元祖

「この味がいいね」と君が言ったから
七月六日はサラダ記念日

教科書に載ってるせいか、まだ生きてたんですね、と言われることがあるらしい。

言葉・表現について

番組出演のタイミング

介護する親のために使う調味料肉をやわらかくする「ヤワラカナール」について。こういう言葉の違和感が、気になるそうだ。

又吉直樹さんの俵万智先生評

歌を詠むシーン

もともとの歌は、こちら(↓)。「我が部屋に」が固いということで、上に変更。小さなゴミ箱を探すところからスタートしているから、順番としても、訂正後のほうがしっくりくる。

我が部屋に銀杏降らねば
小さめのゴミ箱探す東急ハンズ

ボーイフレンドとのデート(ディレクターさんの付き添いあり)の翌日。

40年ぶりに50首の連作に挑む

息子さんとの思い出の場所などをめぐる俵万智先生。

そうして過去をめぐることで、言葉が出てくることがあるらしい。

息子さんが通った全寮制の学校を訪問して、そこの生徒さんから干し柿の作り方を聞く。干す前に5秒茹でてから干すものらしい。

→上は、間違いでした。正しくは、

渋いことあったら私も試そうか
皮をむいたり茹でて干したり

俵万智先生の経歴

『チョコレート革命』は第三歌集。一番、歌についてチャレンジした歌集だそう。おもしろかったです。歌集の中で一番、読んでる気がする。

ホスト歌会で質問されたことへの回答

老いや病との付き合い方

ほぼ日手帳

同じほぼ日手帳使ってんのに、俺ときたら…。そして、先生は、縦書きで書かれてるのね。

50首の連作の行方

俵万智先生は、12月31日がお誕生日。

プロフェッショナルとは?

感想

私にとって、短歌を詠むことは、夢中でもないし、得意でもないし、努力なんてしてないし、これからもできそうにないので、とても短歌のプロフェッショナルにはなれなそうです。でも、途中で俵万智先生がおっしゃってたように、短歌があるから、何でもない日常の、小さな出来事を一大事ととらえることができていて、そんな日常って平和だし、短歌を作っているから、そういう自分でいられる、それは、私みたいなもんでも同じような気がします。結局、まだまだ歌を詠んでいくんだろうと思います。ちょっと立ち止まる時間をありがとうございました。

#プロフェッショナル歌会

そして、番組でこんな企画が! 詠むかぁ… 詠むしかないかな。


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。