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カレーな抱負

「カレーの学校」10期 のーどみです。

このnoteは、「カレーの学校アドベントカレンダー2020」の第一日です。

アドベントカレンダーは、12月1日から25日のクリスマスまで、ブログなどの記事をリレーしていくものです。本来のアドベントカレンダーは、1日から25日までお菓子やおもちゃが入ったカレンダーで、それを毎日開けて楽しむものですね。

「カレーの学校」アドベントカレンダーは、何と今年で三年目です!
去年、一昨年のカレンダーはこちら
(↓)

例年であれば、「カレーの学校」卒業生の面々は、
カレーを食べ歩いたり、バーベキューでスパイス料理を楽しんだり、ワークショップをしたり、ワイワイした一年だったでしょうけど、
今年は、思ったより活動できなかった人が多かったんじゃないでしょうか?

私も、勤めている会社が2020年にカレーの聖地、神保町へ引っ越ししたので、思う存分、カレー店めぐりをする予定だったのに、在宅勤務が主体で、ほとんどできませんでした。(そしてもうすぐ転職しちゃうしね…)

今年はできなかったことが多いので、少し早いですが、来年の抱負を並べてみたいと思います。

私の抱負は3つです。

1.カレー屋さん、50店舗行く。
 一年は、52週あるので、週一回程度。カレーを食べ歩いてる人には何でもない目標ですけど。

2.スパイスカレーを一回つくる
 
ほとんど調理をしないので、私としてはかなりハードル高めです。
「まずはパッケージに書いてある通り作ればいいルーカレーを作れ」と友人にアドバイスいただきましたが、ルーカレーだって、野菜にどれくらい火を通せばいいものかわかりません。

3.カレー関連のnoteを書く

表現は、ドラマやコミックなどで勉強中です。

食べ歩きのnoteなんて、今やれよ、と思うでしょう?

でも、美味しそうで、他の人が食べたくなるようには、なかなか書けません。
でも、少し試行錯誤して、それを書いてみたいのです。

理想は、池波正太郎さんが語る蕎麦や天ぷらのようなのが書きたい!

例えば、素材や味覚について、詳しく言及しなくても、こんなに美味しそうな文章が書けるのです!
(↓)

 当日。映画の試写の帰りに[はやし]へ出かけた。
 午後ならば、いつでもよいということだったので、午後三時半にしてもらった。この時間なら、他の常客へ迷惑もかかるまいとおもったからだ。
 むろん、この日は朝から、ほとんど何も食べなかった。天ぷらを食べるときには空腹でないといけない。
 天ぷらは揚げ物である 。揚げ物ならば熱いうちに食べなくてはならぬのが自明の理というものだ 。せっかくに神経をくばって油の火加減をととのえ 、気をつめて揚げてくれた天ぷらを前に 、ぐずぐずと酒を酌みかわしていたり 、語り合ったりしていたのでは 、天ぷらが泣き出して 、ぐんにゃりしてしまうし 、料理人は気落ちがしてしまう 。これまた自明の理である 。
 店内へ入ると 、揚げ台の前のカウンタ ーの白木が清らかに浮きあがって 、すでに用意がととのえられていた 。
 あるじがあらわれ 、仕度にかかるうち 、先ず 、清酒をたのむ 。そこへ 、いきなり生の車海老が一尾出て来る 。これは 、まぎれもない今日の材料のうちの 〔頭領 〕の鮮度を 、客の舌にたしかめさせようという自信から出たものだろう 。
 そのほか 、季節によって 、胡瓜と椎茸の和え物とか 、烏賊の雲丹和えとか 、蟹味噌なぞが少量ずつ出る 。いずれも手造りのもので 、うまい 。
 そのうちに油加減がよくなり 、あるじが揚げはじめ 、こちらは 、揚げるそばから口へ入れてゆく 。 この間に 、酒は合せて二本がよいところだろう 。私には、それ以上の酒は天ぷらと飯の味を損うことになる 。
(「散歩のとき何か食べたくなって」)

来年は、カレーを食べ歩き、カレーを作り、そして、思わず唾を飲み込むようなnoteを書こうと思います!


いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。