カウンセラー属性 ②
カウンセラー属性 ① に続きまして、
別の心理療法をふたつ、ご紹介してまいります。
これだ!っていうのが見つかったら嬉しいです。
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今回ご紹介するのは、精神分析的療法・力動的心理療法 。
この2つはよく似ていますが、いくつかの違いがあります。
【 精神分析的療法 】
「自由連想法」を使用します。
自由連想法では、あなたはゆったりとしたリクライニングソファに横になります。
カウンセラーさんはあなたが見えない場所から、お題を提示します。
それに対してあなたは、思いついた言葉や想いを連想しながら自由に話していきます。なんかマジカルバナナっぽいですね(古くてごめん)。
精神分析的心理療法は、今の症状の原因が
‘’ 幼少期の出来事、トラウマや、本人の無意識にある ‘’という理念に基いています。
あなたの反応をもとに、
現在のあなたの状態や症状の原因を
カウンセラーさんが解釈し、あなたに伝えます。
この、‘’ カウンセラーさんが ‘’
という、明確に指示的なところが、カウンセラー属性①で紹介した心理療法との大きな違いかもしれません。
精神分析と言えばフロイトですね。ご興味のある方は是非調べてみてください。
【 力動的心理療法 】
一方こちらは、普通の椅子に座り、向き合って自由な話題を話します。「調子はどうですか?」など、当たり障りのない言葉から始まり、特に指示はありません。
「暑いですねぇ」
「そうですねぇ、日焼け止めが欠かせません」
「日焼けしたくないんですか?」
「黒くなるのがいやで」
「それはまたどうして?」
「姉と妹は日焼けしなくて、白いんです」
「ほう、お姉さんと妹さんは日焼けしにくいんですね」
「はい。あの二人とは私は何もかもが違って、なぜ自分だけが違うのかと劣等感を抱いていて…」
「暑いですねぇ」から「劣等感」の話になりました。
(普通の会話だと、暑いねー、日焼けやだよねー私も私もーわかるー、で終わるかな)
話が深く展開していくのは、カウンセラー属性①で紹介した来談者中心療法と似ているかもしれません。
しかし力動的心理療法は、先に紹介した精神分析的心理療法同様、
現在抱えている問題や人間関係のあり方は、
‘’ 幼少期の傷つきやトラウマに原因がある ‘’、という考え方が基本理念です。
ただ、精神分析的心理療法との大きな違いは
カウンセラーさんの解釈を相談者に一方的に伝えるのではなく、
‘’ 相談者が ‘’自分自身で解釈する事を手助けしてくれる、
というところではないかと思います。
【 催眠療法 】(余談)
10年以上前、対人不安の解消をめざし、
催眠療法を受けたことがあります。
これもまた、精神分析的心理療法に似ているところがありました。
最初の50分くらいは面談。来談者中心療法みたいな感じ。
最後に催眠療法。
別室に移動すると、部屋の真ん中に
茶色い革仕様の、ふかふかなリクライニングソファーがあって
そこに横になります。ひざ掛けをして、なんだか美容院でシャンプーされる時みたい。
部屋は暗く、ぼんやりとした間接照明があるだけです。
催眠療法が始まると、その電気も消えて真っ暗になります。
カウンセラーさんが部屋の隅、私の見えない場所から指示します。
指示に従い、
子供の頃の嫌な記憶を思い出して、その場面が1枚の写真になり、それが小さく小さくなっていくことを想像をする、とか。 対人不安の原因を、無意識や幼少期の傷つきに求めるスタイルですね。
3回くらい通って、効果を感じなかったのでやめました。
1回1万円。若かった私にとっては大きかったし、
なにより、
真っ暗な部屋で横になって、男の人と2人きりになる(当方女)、という状況に不安を覚え、集中できませんでした。女の人でも緊張したかもしれません。
ヒプノセラピーってやつだったかな。
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【 まとめ 】
今回ご紹介したふたつは、
どちらも
今の症状の原因を、
‘’ 過去、幼少期の傷つき、トラウマにある ‘’という理念に基いた心理療法でした。
個人で調べて解釈したものですので、
ちがうよ!ってところがありましたら
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
また、他の心理療法もご紹介いたします。
ありがとうございました!
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