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アスリート感覚でやってみるのもいいかも
アメリカの女子競泳選手ダラ・トーレスさんは、17歳のときに、迎えた1984年ロスアンジェルスオリンピック出場を皮切りに、2008年北京大会まで5回のオリンピックに出場し、4個の金メダルを含め12個のメダルを獲得しました。
驚きなのは、41歳で迎えた2008年北京大会の国内代表予選会で、50m自由型と100m自由型に優勝。
本番のオリンピックでは、個人種目においては50m自由型に専念し、見事に銀メダルを獲得。
また4×100m自由型リレーと4×100mメドレーリレーでも、
銀メダルを獲得しました。
幼少の頃から水泳を始めたトーレスさんは、あくまで基本となることを重点的にトレーニングしていたそうです。
そのトレーニングを継続的に行うことで、アスリートとして長きにわたり結果を残したようです。
基本部分を徹底にトレーニングする。
野球でも、陸上競技でも、柔道でも、スポーツにとって、このことは大切なようですが、わたしたちの身近にある仕事の習得にも、大いに大事なことのように感じます。
アスリートのように
仕事に従事する際、明確な目標設定をしていなくとも、なんらかの目的をもって、取り組んでいると思います。
なかには、すご腕セールスマンのように、日本一はたまた世界一のセールスマンになる。との目標に向かって突き進んでいる方もいらっしゃるでしょう。
日本一ないし世界一とまでいかなくても、ほとんどの方は、自分の関わる仕事において、自分が成功したと感じる領域まで到達したいと考えている。自然な考えですよね。
でも到達するのが、なかなか難しい。
では、スポーツアスリートのように、成功マインド(考え方)をもって、日頃の仕事を実践してみたらどうでしょうか。
スポーツアスリートは、メンタルトレーニングやコーチングなどを通じて、自分の成功を期待して、注意力や努力を、おこなう価値のある自分自身の目標達成につながる活動に、集中させることができるようです。
その技法として、
1 行動の源になる心構え(マインド・考え方)を変える。
2 心構えを変えたうえでの新しい行動により、それが習慣になるまで意図的に繰り返す。
3 目指す成功を果たしている人たちと交際する。成功マインドが身近に感じられる環境のなかに身を投じる。
4 自己改善のための材料を活用する。
「成功とは、自分自身にとって価値ある目標を前もって設定し、段階をおって実現すること。」との定義があります。
通常水泳選手は、20代で第一線を退くのが、定番になっているようですが、トーレスさんのように、いわば世の常識的なものをくつがえすには、こころに描いた絵をはっきりさせることが、重要なようです。
成功のとらえかたは、人によって違ってきますが、「セルフイメージ」(自分が何者であるか)が、達成する成功の程度を大きく決定づけてしまうようです。
そして「成功=目標に到達する」ことで、もっとも重要なのは、
「決してあきらめない」こと。
古くからのことばで、「途中でやめる人は決して勝たず、勝利者は決して途中でやめない」が大切か。
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