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40代の適応障害からの復活

どうも禁欲棒太郎です。
ご無沙汰しております。

Twitterには書いておりましたが、
メンタルがやられて、
適応障害になり、
会社を休んでおりました。

しかし、現在は復活して、
元に戻っております。

これまでの経緯と復活までの
プロセスをシェアし、
もし悩んでいる人がいれば、
少しでも参考になればと思います。


なぜ適応障害になったのか?

数ヶ月前に新しいプロジェクトが
社内で立ち上がりました。
100人規模の大規模なプロジェクト。

我々の会社は、
たまにこういうプロジェクトが
発足する。
そして今回リーダに抜擢されて
しまったのです。

難しいプロジェクトであることは
分かっていました。
新規市場に参入するために、
どの分野に参入価値があるかを
見極める、とても重要で
かつ難しいプロジェクトでした。

社内の営業部門からサポート、
技術など関連部門が集合し、
知恵を絞って結論を出していく。
聞こえは良いけど、
実態は違っていた。

リーダに丸投げ。
あーでもない、
こーでもないと文句を言われ、
奔走され、
裏で陰口(あいつ迷走してるよな)
も言われる日々。
でも何とか結果を出したい、
そんな一心で仕事に全力を尽くした。

プロジェクトが継続していく中で、
定期的に中間報告として、
全体にプレゼンをする必要がある。

これがとてもプレッシャーがかかり、
進捗が順調なら自信を持てたが、
進捗も悪く迷走している状態だった
ため、プレゼン自体も
混沌としており、結果また
周りから文句を言われるという
負のループ状態だった。

すると、段々と体に変化が出てきた。

それは吐き気。
毎朝、起きると吐き気がして
朝食食べれない。
嗚咽が出る感覚が、とても辛かった。

ただ、自分自身、
胃腸が強くないので、
たまに起きるので、
「まぁ、いつものこと」くらい
しか思っていなかった。

この状態が続きつつも、
プロジェクトは進み、
進捗が悪い状態と残業が続き、
肉体的にも精神的にも
辛い状態が続いた。

そんな時に、オアシスのような
夏季休暇。
長期の夏季休暇は、
疲れ切った身体と
精神に癒しを与えてくれた。

そして、吐き気も治り、
好きな事に没頭できた。
ヨシ!治った!リフレッシュして
休暇後に、また頑張ろうと、
そう思っていた。

夏季休暇後:

ダメだった。
朝になるとまた吐き気がする。
朝食だけでなく、
昼食も食べれなくなり、
だんだん夜も食べれなくなった。

自分の中で、このまま行くと
大きな病気になるのでは?
脳が指令をしてきたように思えた。

「休めよ」と。

大規模プロジェクト以外に
抱えている仕事が多かったが、
自分の命、体を大切にしようと、
そう思った。

「少し長期で休みを頂きたいです」

我々40代は就職氷河期。
辛い就職活動を経て何とか
掴んだ会社。
どんなことがあっても休まず
必死に働いてきた。
パワハラ、長時間残業、
当たり前だった。
でも必死の思いで会社に
しがみついた。

だから、人生初めての出来事だった。

休み中にしたこと

この吐き気は何が原因か
分からなかった。
胃腸の病気なのか、
精神的なものなのか。

だから、胃腸の病院の予約と
心療内科を予約した。

これは気づいたことだが、
心療内科は、
1ヶ月くらい先じゃないと
空いていない。
需要と供給のバランスが
崩壊している業界。
ただ、悩んでいる日本人は
多いんだなと思った。

しかし、キャンセルが出て
1週間以内に、
胃カメラの検査と
心療内科の予約が出来た。

病院に行くまでの間は、
普段通りの生活を心がけた。

  • 6時には起きる

  • 3食しっかり食べる

  • 1時間の散歩をする

  • 英語の勉強をする

  • お酒は飲まない

  • オナニーもしない

最後のオナニーに関しては、
そもそも性欲がなかった。
こういう精神状態の時って
性欲が無くなるんだなと思った。

規則正しい生活をしていると
吐き気もなくなり、
やる気も湧いてきた。
凄く嬉しかった。

気だるい日々が続いていたのに対して、
早く仕事をしたい、
仕事で誰かをサポートしたい、
そういう風に思うようになった。

短期バイトのタイミーに登録して、
飲食店の皿洗いのバイトをした。
大学生以来だった。

「よろしくお願いします!」
「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」
「すみません。」

大きな声を出して
汗を掻いてバイトした。
バイトの後に飲むビールは格別だった。

仕事って良いよな

1回限りのバイトだったが、
20年ぶりのバイトは新鮮だった。

胃カメラの検査結果は
何も問題がなかった。
ということは、
やはり精神的なものだった。
薄々気づいていたが、
やっぱりそうだった。

心療内科:
先生と話をして、
新しく立ち上がったプロジェクトが
原因で適応障害になっていると
診断された。

適応障害は、うつ病とは違い、
明確な要因があるので、
それを取り除けば元に戻るようだ。

先生と話をした後に、
また体調が悪くなった。
プロジェクトの説明をすると、
思い出してしまい、
それで吐き気が出てくる。
やっぱり、吐き気=プロジェクト
の構図は出来ていた。

上司との面談

一通りの診断結果が出て、
上司と会議アプリで面談をした。
上司はとても優しく接してくれた。

プロジェクトの進捗が悪かったのは、
君のせいではなく、
市場が難しいだけ。

今まで分からなかった事を調査して、
ここまで色々な事が見えてきたのは、
君の努力だよ。

むしろ色々悩んでいることを
サポート出来ずに、
申し訳なく思っている。

すぐにプロジェクトから外れて、
他の抱えている業務に
専念してもらうから、
体調と相談して早く戻ってきて
くれないか?

私は、すぐに明日から
復活させて欲しいと伝えた。
原因が分かって、
担当から外すと聞いて、
ダラダラと休みになるより、
早く戻るべきと自分でも
そう判断した。

しかし、プロジェクトは
佳境の状況なので、
周囲でその会話とかを
出来るだけ聞きたくないため、
在宅業務中心にさせて欲しいと
お伝えし、了承してもらった。

復活

溜まったメール、
溜まったチャット
を丁寧に読み、1日でも早く
キャッチアップできるように、
全神経を集中して
仕事に取り組んだ。

アンタッチャブルな内容だったため、
周りは声もチャットも
掛けずらそうに感じた。

それでも何人かは、
「大丈夫?」と声を掛けてくれた。
暗い顔をせず、
何も無かったかのように振る舞った。

「はい、大丈夫です。
ご迷惑をかけしました。」

「これから、
また頑張りますので
よろしくお願いします」

1週間ほど在宅をして、
出社をする日を決めた。
出社した日は、
吐き気が復活してしまった。
心の中では、
「マジかよ、またかよ。
頼むよ、俺の胃」
そう思った。
でもこれで負けてたまるかと思い、
出社した。

周囲は普段通りに接してくれた。
やっぱり声を掛けずらそうだったが、
声を掛けてくれた。

初日の出社は辛かったが、
徐々に何も感じなくなり、
元に戻った。

再スタート。めちゃくちゃ頑張ろう!

今もそう思っている。
もう2度とならないように。

2度と適応障害にならないために

休んでいる間に、自己分析をした。
なぜメンタルが病んだのか?

答えは、女がいなかったから

これまで20年間以上働いてきて、
鬱になることも、
適応障害になることも無かった。

辛かったことは沢山あった。
肉体的にも精神的にも。
なんでだろう?
なぜあの時は乗り越えたんだろう?

そうだ、そんな時に常に
そばに女性がいたんだ。

彼女の時もあれば、
セフレの時もあれば、
不倫の時もあれば。

美味しい食事とお酒を飲みながら、
愚痴を言ったり、悩みを吐露して、
共感してもらえて、セックスをする。

何もかも忘れて無心に女を抱く。
果てるまでイク。

当時、これが自分のメンタルに
影響を与えているとは思わなかった。
ただ欲望で突き進んでいただけ、
と思っていたから。

でも違うんだよ。
そう、自分の精神的な支えとして
女性がそばにいたんだ。

だから、彼女を作ることを決めた

次回、真剣に
マッチングアプリを
1ヶ月間やった結果を伝えたい。

最後に、もし精神的に
悩んでいる人がいたら、
自分だけで解決しようと、
自分だけで乗り越えようと
思っている人もいるかもしれない。

自分もそうだった。
負けず嫌いで、
責任感が強い性格は、
1人で解決しようとして、
自分の殻に閉じこもってしまう。

でもそうじゃないんだ。
弱音を吐いて、共感しあえて、
精神的な繋がりが必要なんだと。

参考になればと思います。
今日も頑張りましょう!


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