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セム

ある人と会話をちゃんとしたいな…

と思って始めた韓国語

当時(今も)きっちりとした時間を

確保する事が難しくて

グループレッスンというものには

参加できなかった

ところが韓国語の試験を受けた帰り道

パンフレットを配っていた語学堂に

なぜか惹かれて通うことに

そこでもグループレッスンはあったけど

好きな日のマンツーがあって

たまたま選んだ日の先生が

私と同じくらいの男性だった

K-POPのような華やかな感じではなく

釜山出身でサッカーが好きで

社会人チームに入ってて

料理が好きで猫が好きな人だった

最初はすごく冷たくてイジワルで

日本語なんて間に入れてくれなくて(笑)

なんてスパルタなんやろうって怖くて

それでもこの先生に習おうって決めて

空いてる所にコマを入れた

すると、段々向こうも私の愛嬌?と

へなちょこ気味な所が分かってきたようで

優しくなり気遣うようになり

挙げ句私のやりたい会話だけを中心に

レッスンを進めてくれた

お菓子とか差し入れしたのが功を奏したのだ(ニヤリ)


私の職場変更に伴って通う事も出来なくなり

はや数年たつ

先生が開いた韓国料理のお店へも

この状況下で行けずじまい

それでも毎年、彼の誕生日にはLINEする

今年ももうすぐやってくる

선생님!! 생일 축하해🙂

その返事は必ず韓国語と英語だと思うと…

忘れてる記憶がうらめしい

釜山남자は朴とつなんだよ…って

彼を見るとそう思う

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