『フランシス・ハ』プライドと現実の板挟みに共感
今日は2時間弱の新幹線移動の最中
『フランシス・ハ』
を観ました。
ニューヨークで暮らすダンサー実習生のフランシスの話です。
フランシスは親友のソフィーとシェアハウスをしています。ソフィーと離れたくないフランシスは恋人からの同棲の申し出を断ります。ところがソフィーは「条件がいい家が見つかった」と家を出てしまいます。
ここで生まれる、
「親友だと思ってたの私だけ?」
みたいな気持ち。あるあるですよね。
それから違う場所でシェアハウスを始めダンスツアーのメンバーを目指しますが上手くいかず。
でもダンサー以外の仕事をすることはプライドが許しません。
ダンサーの仕事を切られバイトで繋ぎながらカツカツの生活をしますが、友人たちにはカッコ悪い姿は見せたくないので、「ダンサーしてるんだ」と嘘をつき見栄を張ります。
この感じもわかる…ってなってしまいました笑
夢にしがみつきたいけどもう若くない、という20代後半の人生を解像度MAXで描いていました。
そしてラストのタイトル回収が可愛くて。
フランシスに共感し少し恥ずかしくなりながらも、どこか愛おしく感じられる、そんな作品でした。
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