見出し画像

【2021年のイノベーションポイント】DX→デザイン、SDGsからのソーシャルデザイン、デジタル庁による日本の行方

2021年あけましておめでとうございます。今年も質の高い記事をほぼ毎週発信していきます。
2021年の初回は、今年のイノベーションとなるポイントを考える。withコロナが定着してきて、2巡目の1年間。何がバズるのか、動向を注目すべきポイントにいて整理。詳細や向かうべきコンセプトが見えてきたら、個別に今年の記事にしていきます。

画像1

●DX→デザイン

2020年にバズったDXは定着に移り、データは活用フェーズとなってきている。単にデジタル化しただけの取り組みは綻びが顕在化してくるだろう。真の意味でのDX=ビジネス変革を実現するには、取り組むべき課題・コンセプト定義から、UX、顧客の体験価値まで、全体をデザインする事が重要となる。
DXはデジタル技術でビジネスを変革するwhatであり、それを実装するデザインがhowとなり注目されると考える。最近コンサル会社やIT企業がデザイン会社を取り込んだりしている。デザインの意味合いは「設計」という日本語がわかりやすいが、きちんと実装まで設計して欲しい。
昨今は「何とかコンサル」が溢れているが、これからは「何とかデザイナー」が増えるのではないだろうかと予測する。
what、howときたが、whyとなる、取り組むべきIssueにも注目したい。


●SDGsからのソーシャルデザイン

SDGsは2020年から引き続き注目すべきトレンドだろう。Social Goodを目指しながらビジネスも成功させるというゲームチェンジ。これに個人の利益も考えた三方よしの世界感をデザインできるか、ソーシャルデザインが重要となる。
私はここにデータ活用による三方よしを提唱したい。
世界で注目すべきは、このゲームチェンジに米中が乗ってくるかであり、バイデン大統領によるパリ協定復帰から動きがますます加速する可能性がある。


●デジタル庁による日本の行方

日本においては、やはりデジタル庁に注目したい。今のところは理想から良い議論がされているようだが、どのような形で発足されるのかは見極める必要がある。
・骨抜きにならないか?
・理想だけで終わらないか?
理想も追求しながらも、現実も見た実装力があるかが大切なポイントである。
デジタル庁は、行政のDXだけでなく、今後の日本のDXがどうなるかを担うリーダーでもある。デジタル庁の成功は日本のためにも必須である。そして、日本独自の道を作り、より良い世界へ導くためにも、DFFT(Data Free Flow with Trust)をコンセプトにした仕組み作りが2021年の命題となるだろう。


お読みいただきありがとうございます!お気軽にコメント、スキをいただけると喜びます!全記事のサイトマップはこちら⭐︎ https://note.com/noeldata/n/n15a999015a4d