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【Passion Game】Web3は可処分情熱の時代になる

Web3関連が色んな意味で盛り上がっていますね。今回の記事は、私の個人的な見解ですが、Web3が広まる少し未来における価値観、マーケティングの話です。可処分所得、可処分時間を奪い合う時代の次は、可処分情熱を奪い合う時代が来るのではないかと考えています。

可処分所得→可処分時間の時代

今まで、顧客の可処分所得をいかに使ってもらうかという時代が長く続いていました。まさにMoney Gameの時代です。
近年、顧客がスマホを持ち、常に情報・サービスと触れ合うようになり、顧客の可処分時間をいかに使ってもらうかという観点にシフトしてきています。TikTok、Youtube、Instagram然り、顧客の注目を集め、再生回数を集めることが価値に繋がっていきます。
これはTime Gameとも呼べる話で、コト消費や体験価値といったマーケティングトレンドに関連しています。その話は別の記事で書いているので、興味のある方はご覧ください。

可処分情熱とは?

時代は新しく、Web3と呼ばれるものが唱えられ始めました。まだコンセプト的な概念レベルで、実装はこれからという状況です。コンセプトは、非中央集中型社会(分散型社会)を作ることで、ブロックチェーン技術の上に成り立つものと私は解釈しています。
現状は、NFTやDAOといったものが形作られてきていますね。

さて、その解釈のWeb3で重要となるのは、中央集権の組織からのサービスを享受するのではなく、ユーザーが集まって何かを作り上げることに価値が生まれるということです。ユーザーは、お金を出して買う顧客だけでなく、クリエイター、熱心に応援するファンも含まれています。まさに、情熱を持って作る、応援することが価値を生み出すのです。この辺りの価値は、トークン発行等お仕組みがありますが、それはまた別のお話で。

Passion Game

つまり、Web3では情熱を持つクリエイターやファンが価値を生み出す時代となりますが、その情熱も使える量は限られています。もちろんお金や時間の制約にも依存するので、その上のレイヤーの考えとなりますが、情熱をどこにどれだけ配分するかということが重要となるのではないでしょうか。

例えばあなたがイラストを描くクリエイターだとして、参加型のプロジェクトが3つ同時に進んだとき、あなたの情熱の配分で、各プロジェクトへの貢献度(価値の出し方)が変わるのです。キャラクターデザインをやる、監修だけ、名前貸し・・・

こうしたWeb3時代においては、みなさんの可処分情熱を奪い合う時代になると思いませんか?まさにPassion Gameが繰り広げられる時代となるのではないでしょうか。


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