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【シン・ウェブ】Web3は胡散臭い!?Web3に感じる違和感

2022年、最初にバズワードとして盛り上がってきた「Web3」。このnoteでは、「少し未来(Sukoshi Future)」にイノベーションを起こすであろうIT・AI技術に着目して取り上げてきました。NFT、メタバースときて、次はWeb3って所には、私は違和感を感じています。それは、私の描く少し未来と世界線が違うほどずれており、修正が必要だからです。
目指すべきWebの少し未来は、今後シン・ウェブ(仮称)として取り上げて行きたいと思います。今回は、Web3の違和感について触れます。

■違和感1:テックドリブンでデザインがない

Web3自体の定義ははっきりと定まっている訳では無いが、「ブロックチェーン等の分散型ネットワークを基礎としたWEB世界」と言える。
その特徴は、様々な分散型テクノロジーの集合体である。ブロックチェーンをベースに、NFT、暗号通過、DeFi(分散型金融)と続く。XTechのように、XFiが今後出てくるだろう。そして、それをベースにしたデジタル世界としてメタバースまで拡張して言われる事もある。
こうした技術参考、マーケティングでいうシーズからのプロダクトアウトで語られており、活用される世界観がまだ明確に見えていない。もちろん、断続的な革新は天才的なシーズから生まれるのだが、活用とセットである。活用の全体デザインができていないことに、技術に飛びつくVCのお金儲けの道具ではないか?という違和感を感じる。

■違和感2:Web3はレジスタンスであり、本当に望まれているのか

Web3の存在意義として語られるのが、GAFAを始めとするビッグテックへの中央集権への叛逆であり、分散型社会(DAO)を作ることである。これはまるでレジスタンスである。
しかし、国民はレジスタンスを求めているのだろうか?有史以来、様々な形の支配構造で成長してきた人類が、本当に分散型社会に切り替わるのか?インテリの机上の空論ではないか?そして、企業が儲からない構造が成長されるのか。
これは富の再分配、国家論にも波及する内容であり、実現は難しいと感じる。

■違和感3:Web2.0から続いていない世界線

Web3は、上で語ったようにビッグテックのカウンターとして語られます。それはWeb2.0の進化を否定する形であります。私の語ってきた少し未来はWeb2.0からの進化なので、ここが1番の違和感です。NFTやメタバースもこの進化の世界線で活用されると思っていますが、レジスタンスとして世界を壊す方に動くとは思いません。
これは、Web2.0の本質が正しく語られていないから、レジスタンスがカッコいいと誤解を生んでいるのです。

■まとめ:シン・ウェブの世界へ

私たちは、Web2.0からの進化を続け、Web3で語られる技術を活用して、新しいWebの世界:シン・ウェブをデザインする必要があります。

この続きは、このnoteで語りたいと思いますので、乞うご期待。

●Web3の話も含む、2022年の少し未来予測はこちら。
 シン・ウェブへの方針も先出し公開しています。


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