【シン・エヴァンジェリスト】エヴァンジェリストとは?noteでシン・エヴァンジェリストになれるか?
最近IT、AI業界を中心にエヴァンジェリストという言葉を耳にする様になってきた。いわゆるエヴァンジェリストとは何なのか?をまず整理し、理解・分解する。
そして、クリエイターエコノミーの広がる少し未来でイノベーションを起こせる、新しい形のシン・エヴァンジェリストを再構築する。
※某シン・エヴァンゲリオンのネタバレは含みません。
■エヴァンジェリストとは何か?
まずはエヴァンジェリストとは何か。Wikipediaから抜粋すると以下のようなものとある。
エバンジェリスト(Evangelist)とは、キリスト教における伝道者のこと。
また、IT業界では、技術的話題を社内外に解りやすく説明・布教する使命を持つ「テクニカルエヴァンジェリスト」という職業も存在している。
要は、IT等の技術をわかりやすく説明・布教活動する人のことを指している。
始めはAppleがエヴァンジェリストという言葉を使い始め、パソコンを自宅に普及させるための伝道活動等があった。そこからマイクロソフトもエヴァンジェリストを設置し、IT業界で存在が知られるようになった。このように正式に職種として設置している企業も最近は増えている。
職種としてのエヴァンジェリストの役割は、以下がある。
(1)イベント等でのプレゼンテーション
(2)プリセールス
(3)インナーマーケティング(自社社員への啓蒙活動)
つまりは自社の技術や世界観を説明・普及する事で、新しいビジネスチャンスを掴むことを目的としている。
職種としてのエヴァンジェリストの説明をもう少し詳しく知りたい方は、以下サイトを参照いただきたい。
■アンチ・エヴァンジェリストたる課題
さて、エヴァンジェリストは本来の意味のように救いをもたらしてくれるのか。上記の定義では、その意図は自企業のビジネス化が目的となる。企業人がビジネスのために活動することは悪ではない。しかし、それはエヴァンジェリストと呼んでよいのであろうか。
そして、もう一つの課題。上記の定義では基本は対面での伝道を示している。しかしこのNew Normal、すべてが繋がる世界でそれでいいのだろうか。発言する言葉での伝道は説得力があるが、かつて使徒たちがバイブルを残したように、この現代での伝道手段を考えるべきではないだろうか。
この2つの課題に対し、少し未来のシン・エヴァンジェリストを再構築したい。
■少し未来のシン・エヴァンジェリスト
"少し未来(Sukoshi Future)"の理念を基に、シン・エヴァンジェリストを再構築する。
まず、ビジネスのみが目的のエヴァンジェリストではなく、シン・エヴァンジェリストは三方よしを目指す。サービスを受ける個人に価値(救い)を与え、エヴァンジェリスト自身も対価を得る。そして、社会を良くしていく。現代社会では、サステナブルな経済活動も重要であり、無償の愛は求めなくて良いと考える。
次に、少し未来のバイブルにnoteがなりうるかを考える。Everyone, Creatorの時代、誰もが情報を発信することができる。また、様々なSNSと繋いで拡大することができる。しかし、ここで重要となるのが、サステナブルな活動のためのクリエイターエコノミーである。noteの有料化システムがそれを成すのか、それとも他のシステムとの連携でマネタイズをするのか。
それを考えると、現在はYouTuberの方がエヴァンジェリストに適していると考える。しかし、私は文章の力を信じて、noteの可能性に期待したい。
以上から、私はnoteの可能性を模索しながら、データ×デザインの力、データ活用で三方よしを実現するシン・エヴァンジェリストを目指したい。読んでいただいた皆様にも、シン・エヴァンジェリストとして良い世界を築くヒントとなるよう祈る。
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