フォローしませんか?
シェア
NODUS
2022年3月7日 19:06
■ハイドン没後100年企画についてヨーゼフ・ハイドン没後100年にあたる1909年、音楽学者ジュール・エコルシュヴィル(1872-1915)の提唱により、フランス・パリの音楽雑誌「ルヴュ・ミュジカル・S.I.M.((S.I.M. = Société Internationale de Musique = 国民音楽協会)」は六名の作曲家にハイドンの音名象徴による動機を与え、それらを用いた短いピア
2022年3月9日 19:01
作曲家 モーリス・ラヴェルについてモーリス・ラヴェルは1875年3月、フランス南西部のスペインに近いバスク地方のシブールで生まれ、バスク人の母とスイスの発明家の父の元で育った。ストラヴィンスキーから「スイスの時計職人」と異名を授かった彼は、精緻で完璧主義的な書法と人間味を兼ね備えた、いわば「感性と知性の中間点(本人談)」を目指した作風を特徴とし、近代フランスの音楽界に大きな影響を与えている。代
2022年3月19日 19:03
勤務している学校の初見授業課題を作成したり、ピアノ作品を初演して頂いたり、2021年はピアノ曲とご縁がある年でした。NODUSのメンバーとこの企画を考えていた頃、作品を作るにあたって一番先に思い浮かんだことが、「子供のための作品」でした。概要本作の題名である「メヌエット」は、多くの作曲家がピアノ曲に残しています。メヌエットは割と穏やかな性格の曲ですが、本作は、メヌエットを学んでいる(踊っ
2022年3月21日 19:00
作曲家 レイナルド•アーンについてレイナルド・アーンは1875年8月ベネズエラの外交官でユダヤ人の父親と、スペインのバスク人の母親の元で生まれ、フランスで活躍した作曲家である。奇しくもラヴェルと同じバスク人のハーフだが、バスク地方の音楽を作風に取り入れたラヴェルとは対称的に、アーンの作風は至って古典的であり、むしろラヴェルらの前衛的な潮流から距離を置いていたとされる。多くの作品を遺したが、中