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王様の奴隷になって思い出した感情

「悔しい」

どうやらわたしは、
この感覚を失っていたようです。

元々は超がつく負けず嫌いで。

「勝つまでやる」
「わたしはまだまだやれる」

この言葉をモットーに、
色んなことに燃えていました。

ここ数年はあらゆる場面で

「ま、そんなもんだよね」

と、納得と諦めを感じていたのです。

昔はいつも感じていた、
腹から沸々と湧き上がる悔しさ。

ここ数日で、あの感覚が蘇ってきたのです。

きっかけはスマホのゲーム。

王様のためにブロックを崩して
お家をアップデートしていくアレです。

《 鶴さん 》にやれと言われて数週間。
ひたすらブロックを崩しています。

「ま、こんなもんか」

最初はそう思っていたのに、

「わたしならやれる」
「まだまだこんなもんじゃない」
「勝つまでやめない」

昔のわたしに戻ったような、
懐かしい感情が心を染めていくのです。

くやし‐い
【悔しい・口惜しい】
《形》
辱めを受けたり、自分の無力を思い知らされたりして、腹立たしく残念だ。
 「また負けて―」

Oxford Languages

悔しさは期待の裏返し。

「わたしならできる」

そう思えるから、
思い通りにことが運ばず
悔しさを感じるのでしょう。

ここ数年、わたしは自分に期待できなかったのだと思います。

そして、今、
自分に期待する感情を思い出すことができました。

悔しさの感情は、
ゲーム以外に広がっています。

王様の奴隷になれて良かった。
狂ったようにブロックを崩して良かった。

心からそう思います。

と同時に、一度負った心の傷は
なかなか治らないものだなと感じました。

自分に期待できなくなったのは、数年前。
わたしが心の調子を崩した頃からです。

身体の傷は数日で治っても、
心の傷は長く付き合うことになります。

今ある心を大切に。
あなたは一人しかいないから。

超超デカボイスで、
世間の皆さまにお伝えしたいです。

そして今回も《 鶴さん 》に助けられました。
あぁ、愛してます。

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