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noteユーザー必見!自分のための活用方法を一挙ご紹介【イベントレポート】

「noteはじめてみたけれど、どんなこと書けばいいの?」
「書いてみたけれど、なんか納得いかなくて困っている!」

noteを書かれる方で、このような苦手意識を感じたことはありませんか?


今回はシーメイト(*SHElikes(以下、SHE)で学んでいる受講生)が主催するイベント「【こあ流noteの使い方】~noteは、アウトプットかつ自分と向き合うツール~」が開催されました。

*SHElikes:時間や場所に縛られない女性の新しい働き方を実現するため、Webデザインやライティングなどクリエイティブスキルを幅広く学ぶオンラインスクール。


現在フリーライターとして活躍しているこあさんをゲストにお迎えし、noteの使い方や書き方のコツまで聞いてきました!

この記事を読んだあなたは、noteマスターになっているかもしれません。


そもそもnoteってなに?

本題に入る前にnoteのご説明をさせていただきます。

noteを一言で説明すると「文章や画像などを発信できるWebメディア」です。
自分の好きなものを発信してだれかと繋がれたり、企業の知名度を向上するのに利用されたり、使い方はさまざまです。

note公式ページよりより詳しい使い方を載せているので、気になっている方はこちらからアクセスしてください。


ゲストご紹介

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小溝 朱里(こあ)さん
岡山県在住。2020年10月にSHEへ入会し、ライティングを学ぶ。2021年1〜3月まではライターを志望するシーメイトが集まるコミュニティでプランナー(以下、CP)を勤める。5月からフリーライターへ転身し、企業のメディア・採用サイトで執筆を担当中。Twitter:@koAakari


noteの出会いと独自の使い方

ーーnoteは自分と向き合うためのツールと定義しているこあさん。始めたきっかけは何ですか?

「自分のことを知って話せる人間になりたい」と思ったことがきっかけです。

実は昔から、だれかが好きなことを語っている姿が好きで憧れがありました。
しかし自分のことを振り返った時に、なかなか話せず自己開示が苦手な記憶があったんです。

2020年10月にSHEに入会したことをきっかけに、その苦手意識を取っ払おうとnoteを始めました。
最初はなにかを書くというよりかは、内省的に使おうと考えていましたね。


ーー内省的に使う考えは珍しいですね。こあさんの最初のnoteを遡ってみても自分を見つめる内容が多いです。

そうなんですよ。自分を整理をするために使っていました。

あとライターあるあるだと思うんですが、話すより書くほうが得意なのもnoteを選んだ理由のひとつですね(笑)。


テーマはなんでもOK! noteを始めてみましょう

ーー自分のことを書くのにnoteを活用することはとてもいいですね!
わたしもこあさんみたいに書いてみたいのですが、自分のことを書くのはなんだか恥ずかしくて……。

こあさん:最初はなかなか難しいですよね。
noteでは「#(ハッシュタグ)」をつける機能があり、記事のお題を提供してくれるサービスがあるんですよ。

中には「#自己紹介」のテーマもあるので、もしnoteを書くことに不安を感じている方はこのテーマから書き始めてみることをオススメします。

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(実際のこあさんの最初の投稿。#自己紹介で執筆しています)


ーーなるほど。ハッシュタグ付きの自己紹介文ならわたしでも書けそうです!

ぜひ書いてみてください。

あとこの話題は何度も言うと思いますが、【誰かに見せるより自分に向けて書いている】気持ちで執筆してくださいね。
最初から誰かに見せると考えない、自分のために書いたものだと意識することで「投稿」のハードルが下がります。


ーーたしかに、自分のためにと思うことで気持ちが楽になりますね。
こあさんもこれまで自分が書きたいなと思う記事を書いてきたのですか?

そうですね。しかし「このテーマについて書きたいな」と思っていても、なかなかそういう仕事や機会に出会えませんでした。
それなら自分のnoteで書いてみよう!と思い、実績として残しました。


ーーなんだか自分専用のメディアのようですね。

たしかに。noteには「マガジン」といって執筆した記事をまとめられる機能がついています。
自分のお気に入りのメディアに寄せた記事を書いて、残しておくこともいいですね。

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(引用:noteヘルプセンター


書きたい記事を書いたらお仕事につながった

ーーこあさんが書きたい記事のテーマとは何ですか?

わたしの場合「うつわ」に興味があり、2021年1月に自主企画としてインタビュー記事を投稿しました。


ーー自主企画ってことは自ら取材を交渉したのですか?

そうですね。当時わたしは鳥取県に住んでいて、このカレー屋さんには元々お客さんとして食べに行っていました。

地元のフリーペーパーにも掲載されるほど有名なお店で「わたしもライターの執筆活動として、このお店について書きたいな」と考えていたんです。

他のメディアではカレーの味やメニューについて書いてありますが、わたしは「地元うつわを使われているこだわり」について聞きました。

メジャーではないテーマから話を切り出すのも、noteだからできる魅力ですね。


ーー「地元うつわを使うこだわり」について、おもしろそうですね。
オリジナルのテーマで切り出した記事は話題になりましたか?

嬉しいことに、その記事は「note編集部お気に入りマガジン」に選ばれたのです。

この記事がきっかけとなり、知り合いの方が紹介してくれたうつわのECサイトでの執筆もはじまりました。

自分が望んでいるテーマで執筆することはnote上でも可能で、書いた記事が仕事へつながる一つの手段でもあるとわたしは考えています。


noteの書く手順を一挙ご紹介!

ーーここからはこあさんが実際に行っている、具体的なnoteの書き方を教えてください!

分かりました!ぜんぶで10項目あるので、まず最初は前半の項目をご紹介します。

①何について書きたいか決める(日々の「好き」のストックから引き出すイメージ)
②記事のゴール&読後感を考える
③構成を考える(=目次をつくる)
④本文を書く(箇条書きで内容を書いてから文章にする場合も)
⑤タイトルを考える


ーー執筆にあたって、まず最初は記事の骨組み作りが印象的ですね。

そうですね。「この文章は何を伝えたいのか」を念頭に組み立てています。

特に意識していることは「読者には読んだ後どうなって欲しいか」という点。
共感性や勇気づけなど、残したい感情を考えると記事全体の方向性が分かり書きやすくなりますね。


ーーなるほど。では続きをお願いします!

⑥書いた記事を1日寝かせる→声に出して読む(校正)
⑦スマホでの見え方を確認→声に出して読む(校正)
⑧アイキャッチや画像を入れる
⑨公開
⑩Twitterでシェア


ーーたしかに、パソコンだけではなく、スマホでの見方も大事ですよね。

そうですね。それぞれの端末だと行間が異なってくるので、読みやすい工夫を入れることも必要です。

あとは声に出すことで、書き間違いやモレに気づくんですよ。
「〜られ、〜られ」などの繰り返しの表現を書いてしまっているのも、読むだけだと見過ごしてしまう可能性があります。

記事を公開したあとに、Twitterでシェアをするまでが1セットですね。


書いて読まれるための+@のコツ

ーー分かりやすい書き方、ありがとうございます!
より多くの方に読まれるために、もう一歩上のアドバイスを教えていただけませんか?

そうですね……。2点あります。

まず1点目が、自身の経験からの気づきを一般化するということです。
例として、こちらの文章をご覧ください。

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学生時代に学校以外で自分の居場所を見つけたときのエピソードです。
実際のエピソードを書いた後に、その経験から感じたわたしの思いを記しています。

「今の自分が置かれている場所が窮屈だと感じていても、きっと外の世界が広がっているよ、いろいろな価値観が存在しているよ」
このようなメッセージを最後に綴ることで、より多くの同じ境遇にいる方へ響いてほしいですね。


ーーたしかに、このメッセージがあることで励まされている気持ちになります!

2つめは、読者に疑問や違和感を抱かせないことです。

「どういうこと?」と疑問を感じた時点で、読者は読むのをやめてしまいます。
また自分が意図していない方向へ内容を捉えられたときも、読者は混乱し最後まで読むことを諦めてしまいます。

読者の離脱を防ぐためにも、1回だれかに読んでもらうことをオススメします。
自分では知らぬ間に認識しているけれど、他人には理解できない情報があるかもしれません。


ーーだれかに読んでもらうと違いますよね。
SHEだとシーメイトさん同士で読み合うのもよさそうです。ぜひライター志望者が集うコミュニティ(ライターチャンネル)を活用しましょう!
こあさん、本日はnoteのお話ありがとうございました。


イベントに参加してみて

自身の内省にnoteを活用し、どんどん書きたいことを積極的に発信しているこあさん。

およそ1時間半にわたるイベントのなかで、note初心者に向けたテーマからより多くの方へ読まれるポイントまで、多岐にわたる観点からお話していただきました。
noteの書き方に困っている皆さん、noteについて一層理解が深まったのではないでしょうか。

実際文章を書き進めるうえで、テーマ選びから公開までの工程が一筋縄でいかないことがきっとあります。
書き方を繰り返し定着させるためにも、今回のイベントをぜひ参考にしてみてくださいね。


【インタビュアー】ライターチャンネルCP:三神早耶(misa)さん / 同コミュニティサポーター:たんぽぽさん

※6月4日(金)に行われた今回のイベント続編「【こあ流noteの使い方】~noteは、アウトプットかつ自分と向き合うツール~=シェア編=」が6月18日(金)20時30分〜開催されます。
実際学んだことを活かし、noteを書いた感想を共有する会となっています。
シーメイトさん限定のイベントとなっております。参加希望の方はライターチャンネルCPのmisaさんまでお願いします!

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