君にどんどんハマっていく。

君にどんどんハマっていく。足首を掴まれ、ずぶずぶと引き摺り込まれる。口を裂かれた日から君に付いていくと決めた。君はそんなこと頼んでいないと言う風に鋭い三白眼を私に向ける。冷たくされると余計に君の沼に沈んでいく。ねぇ、何で私の口を裂いたの? 足首を掴んでいるのは他でもない、私自身。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?