変な奴ばっかだけど。

ずっと1人だった。この街で俺を認識出来るのは俺1人。これからもずっとそうだと思ってた。段ボールを被った奴、黒色のとんがり帽子を被った奴、生意気な黒猫。気付くと、こいつ等がいた。
「ブロッコリー嫌い。あげる」
「ちゃんと食べろ」
類は友を呼ぶ。変な奴ばっかだけど、もう1人じゃないらしい。

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