田舎暮らしとパラレルキャリア

こんばんは。nocoroです。

私は2020年に田舎へ移住した
HSPのシングルマザーです。

私は昨年の12月に仕事を辞めて、
それから実験的に定職に就かない暮らしをしています。

この１年で実感した仕事の考え方を共有します。

＿

仕事って何でやるんだっけ？

私は高校生の時から、働くことが大好きすぎでした。
学生時代は
扶養控除内ギリギリを攻めて稼ぐ日々。

全ては、友達と遊ぶため。
ファッションにお金をかけるため！

貯金ゼロで、しっかり遊びました。

就職してからも、私の給与はファッションに消え
旅行に消え、仲間との遊びに消える。

結婚離婚。

そして、シングルマザーになってからは
私の給与は全て「生活費」となりました。

稼ぎ≒生活費？の謎

生活費って不思議なことに、
稼げば稼ぐだけ上がって行くんです。

手取り15万分稼げば、手取り15万分の生活。
20万、30万…
体感として生活が良くなっている気がしないのです。

稼いだら稼いだだけの所得税。住民税。
そして児童手当は減る。

そして、移住して更に驚き。
給与はガクッと落ちました。手取りで12万くらい。

なのに、生活費が下がったので
わずかながら貯金が出来るようになったのです。

どこまで仕事をしないで暮らせるか？

手取り12万だと、
「子ども手当と児童手当」に手を付けずに暮らすことが出来ました。
その分が丸っと貯金です。

「節約している」という意識はありません。
ただ、家賃が安く、食費はいただきもので安上がり。
お金を使う娯楽が無く、自然で遊ぶ。
友達の店では、ポンポン使う。

それと、
田舎暮らしにヒール靴は不要。
土にハマりますから。笑
クリーニングに出す洋服より、ガシガシ洗える服が似合う。

とはいえ、ファッション好きの私はおしゃれしたい。
得意の工芸系のスキルアップで、自分のファッションアイテムをサクサクつくるようになりました。
そして、作りすぎたものが売れる。

もしかして、
もっと仕事を減らしてもイケるかも！！

そうして、昨年退職。
無職実験を行っているところです。

無職実験のラストスパート

仕事をしないで暮らしていると、
同類？と思われる人とよく出会うようになります。

・友達と歌って生きてる人
・自給的な暮らしをしている人
・絵を描いて暮らしている人
・フリーで美容師をしている人
・ヨガをやっている人
・自宅でエステをやっている人

皆、仕事命！でやっている。
というよりは、趣味の延長のようです。

そしてそんな皆に共通していること。

多趣味かつ「収入源が多い」です。

例えば、
Aさん
メイン：①絵を描いてるイラストレーター
　②食べ物を自給して暮らしている
　∟②‐１　余ったものを道の駅に出荷
　∟②‐２　出来た作物でスイーツを作り、カフェに委託

Bさん
メイン：①単一作物の農家
　②作物の加工販売
　③イラストレーター
　④ワークショップ講師

Cさん
メイン：①美容師
　②フォトグラファー
　③ワークショップ講師

Dさん
メイン：①歌うたい(全国)
　②イベントの音響
　③庭師

皆、その時によって
やっていることが違って、
肩書きが違うような。

どれも趣味の域を超えて、プロなのが凄いところなのですが
「何足かのわらじを履きかえて」
皆たのしそうに趣味をやり切って仕事にしています

何でも仕事になるなぁ。

気張らずパラレルキャリアが丁度良い！

複数の事を仕事にしなきゃ！
複数の収入源を作ろう！

そんな風にかたくならずに、自由で良い。

メインの仕事をイラストレーターにしながら、
普通に週３日アルバイト。
更に単発で、好きな仕事の手伝いをして楽しく暮らしている友人もいる。

なんだか今まで、
会社に入って週５日フルタイムで仕事をすることが正義だと思っていたことが恥ずかしくなるくらい、みな楽しく軽やかに仕事をしていました。

そうだ。
仕事って、軽くやれば良いもの。

遊ぶように仕事する

皆を見ていて思うのは、
仕事をする意味って何だったっけ？

仕事を苦しそうにやるならば、
お金を稼ぐ為だろう。
その稼いだお金で遊ぶ。

でも田舎へ移住して、
皆の様子を見ていれば、
仕事自体が遊びのよう。

本来、
仕事ってこれで良かったのだろうと思う。

遊びだからって手抜きしているわけじゃない。
本気で遊んでいる。
本気で遊んでいるから、どんどん突き詰めてプロになっていく。

これで良いのだ。

仕事＝耐える　→お金→遊ぶ ではなく。
仕事＝遊び　→お金→さらに遊ぶ こちらを選びたい。

真面目に、本気で遊び人の友人ら。
いつも良い顔しています。