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ビジネスクラスで世界一周|旅行手配編

2024年5月から6月にかけて世界一周チケットで50日間14カ国の世界旅行に行ってきました。
noteはじめとして、旅の振り返りを書いていこうと思います。

コロナ前は年に数回は海外旅行に行っていたけれど、長くても10日ほど。リタイアしたら、長期の海外旅行に行きたいとずっと思っていました。

大学生の頃はバイト代をつぎ込んで、休みになるとエコノミークラスの世界一周チケットでヨーロッパとアメリカを周遊していました。ロンドンに1ヶ月、ニューヨークに2週間、フロリダに1週間、みたいな旅だった。
当時はこのチケットの知名度も低く、リピート客扱いで何度もビジネスに無料アップグレードしてもらっていた。良い時代だったなあ。

30+年たって、さすがに50日間の旅行は体力的に自信がないので、今回は自力でビジネスクラスの世界一周です。

では、50代が行く世界旅行の旅行手配編です。


【ステップ1】行き先を決める

まず行き先をリストアップ。
前々から行きたかったヨーロッパの国々を全部盛りです。
世界一周の必要あるので、北米からスタート。

ロサンゼルス
モントリオール
北欧&ベルリン
オーストリア
ギリシャ
クロアチア
オランダ

LA(多分20回目くらい)以外は初。
南米も入れたいのですが、日数が厳しいので、
今回は50日間北半球限定の旅です。

【ステップ2】世界一周チケットを予約

世界一周航空券は、スターアライアンス、ワンワールドで出しているのだけど、今回はANA系のスターアライアンスで行きます。私はユナイテッドのマイレージプラス会員なのと、他社と比べてUXが一番よかったのこと、乗り慣れてるのでフライト組みやすかったことが理由です。30+年ぶりの世界一周なので、慣れてるスターアライアンスにしたけれど、ルートによっては乗り継ぎが楽な方のアライアンスを検討しても良いと思います。
※スカイチームの世界一周は現在休止しているようです(2024現在)

スターアライアンス世界一周航空券
ワンワールド世界一周航空券

今回のスケジュール(日帰りを含め14カ国)
ロサンゼルス(7泊)※アメリカ人の親戚に会う
モントリオール(3泊)※移住した友達と会う
ヘルシンキ(5泊)+タリン(日帰り)
ストックホルム〜コペンハーゲン(5泊)
ベルリン(4泊)
ウィーン(6泊)+スロバキア(日帰り)
ドゥブロブニク(4泊)+モンテネグロ(日帰り)
アテネ(5泊)※ギリシャ人の友達と会う
サントリーニ(3泊)
アムステルダム(4泊)※アイスランド人の友達と会う +ベルギー(日帰り)
🔹機中泊は含まず
🔹2004年8月にスターアライアンスからスカイチームに移籍。今回はかなりSAS乗ったのですが、脱退前に北欧を効率よく回れました。

今回の旅行のルート


気になる料金ですが、各空港使用料など諸々込みで89万円でした。
国やルートによって料金が変わるようです。
フライト数(経由と陸路もカウントされる)に上限があり、このルートで14フライト、今回マックスでした。もう1便も増やせません。

そして、このチケット、かなり安いです。時期にもよりますが、ヨーロッパビジネスクラス往復で80〜90万円くらいだったので、14フライト(大陸間3回含む)と考えると相当お得です。

因みに、日付変更は無料。ルート変更、キャンセルは手数料1万5千円。

コロナ以降はフライトもホテルも必ずキャンセル可能で手配しています。去年手配したウィーンと中欧の旅行は母の緊急入院で出発の1週間前にキャンセルしたのですが、2万円の手数料で済みました。

【ステップ3】ホテルを予約

以前は現地に着いてから行き先を決めてホテルを予約していたのですが、このところ旅行者が増えているようなのでホテルも早めに予約することに。2ヶ月前で売り切れも結構あったので、早めで正解だったようです。

ロサンゼルスは親戚宅に滞在。それ以外の宿泊費は別途費用編でまとめる予定です。ホテルはリゾート以外は寝れれば良いと思っているので、リーズナブルです。1泊2万円程度の予算。

今回は、40泊ほど、ほぼ全てBooking.com で予約しました。探せばより安い部屋もあると思いますが、別々のサイトで予約するとわからなくなりそうだったので、一元管理できるように1箇所にしました。

洗濯機つきのサービスアパートメントが多かったので、オーナーとの連絡もBooking.com経由で一元管理。やり取りが多く、途中どこの都市のオーナーと話してるか分からなくなってきたので、これは正解でした。
なお、連絡は英語になるので、得意でない場合は翻訳ツール必要です。

ヘルシンキ、3ベッドルームで広々

【ステップ4】それ以外の予約(移動・観劇・日帰り旅行)

海路・陸路移動
今回、ヘルシンキからタリン往復と、ストックホルムへのフェリーを予約しました。ムーミンキャビンが取れました。
ストックホルムからコペンハーゲンのインターシティ鉄道はキャンセルできないので直前に予約するつもりでした(が、結果これが失敗でした。新幹線と同じで繁忙期は1ヶ月前には予約した方が良いです)

ちなみに、フェリーは↓こちらで日本語でも予約できます。
TALLINKフェリー

ムーミンキャビン・3人部屋


観劇
あとは、売り切れが怖いので、ベルリンとウィーンのオペラのチケットを購入しました。

ベルリンは旧市街(ベルリン国立歌劇場)と新市街(ベルリンドイツオペラ)両方に歌劇場があるので、ご注意を。いわゆるベルリンフィルは旧市街の方です。
では、どちらの方が良いのか?
旧市街(元東独)は歴史的な歌劇場でピンクの建物が素敵です。一方、新市街(元西独)は近代的な建物で、ドイツの他の地域のオペラに違いです。
ちなみにドイツのオペラは、イギリスのように、かなり現代的(前衛的)なアレンジです。日本でいうスーパー歌舞伎に近いかもしれません。
初めての方は旧市街の方が雰囲気を楽しめると思いますが、演目で選んでも良いかと思います。

ウィーン歌劇場のチケットは複数のエージェントから販売されているようですが、オペラ座のHP以外は価格が高いのでご注意ください。見学ツアーもここで予約できるので、オペラ鑑賞と同日のツアーがオススメです(夜の演目の舞台準備が見れます)。英語ツアーで申し込んだのですが、入り口で日本語ツアーを発見。受付にツアー変更したいと申し出るとすぐに対応してくれました。
ちなみに、オペラは日本語字幕(トヨタの協賛)もありますので、初めての方も安心です。

日帰りツアー
そして、今回はドゥブロブニクからモンテネグロへ、アテネからメテオラへの1日ツアーを予約しました。
昨年、台湾でタロコ溪谷のツアーを申し込んだKlookで予約。以前、カンボジアではベルトラを使ったのだけど、Klookの方がツアー数が多いような気がします。そして、ツアー開始の24時間前までキャンセル可能なので、現地に着いてお天気を見てから行くか決めることもできます。
ただし、Klookは、英語ツアーが多いので英語OKな場合に限定されます(その分ツアー数が多いと思われる)。

博物館や美術館は現地で訪問の数日前に予約しました。
売り切れて見れなかったのは、アムステルダムのゴッホ美術館のみ。こちらも1ヶ月前予約をオススメします。

オーバーツーリズムは京都だけではなく、世界の観光地も同じです。
なので、2ヶ月前には諸々予約しておけば、安心かと思います。今回も陸路移動日に鉄道が取れず、急遽フライトを予約したり、レストランの予約が取れず早い時間のディナーになったりと、何でも予約が必要な時代なのだなと実感しました。

ウィーンの PLACHUTTA のTAFELSPITZ

次回は旅行準備編です。

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