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逆転の発想?波乗り前、心落ち着かせるために聴きたい一枚

こんにちは。新しいサーフボードをオーダーするため、日々スープ弁当を作って節約中のnock3です。

先日台風が通り過ぎましたが、宮城の海には強風と波浪をもたらしただけでした。願わくば、ウネリだけを届けてほしかった。。。まあ、仕方ない。次のセットを待ちましょう。

台風の経路、低気圧の位置によって、「今日は確実に良い波だろう。」と直感する時があります。海に着いて波をチェックすると、沖からウネリのボーダーラインが形成され、形良い波に多くのサーファーがテイクオフする。。。そんなことを想像しながら車を運転していると、海に近づくにつれてテンションが上がっていきます。でも、あまりにテンションが上がりすぎると、海のリズムに合わせられなくなって良い波を取り逃したりしてしまいます。

ワックスアップしながら「落ち着け、落ち着け、、、」と自分に言い聞かせても、時すでに遅し。冷静さを失ってしまっては、良い波を堪能することは難しい。

海に向かう車の中で、穏やかな音楽を聴いて心を落ち着かせることが必要かもしれない。。。心落ち着くと言えば、私がパッと思いつくのは...



手嶌葵さん。超、落ち着く。

でも、波乗り前にこれ聴いたら戦意喪失。海を眺めながら無意識にスーっと涙が流れてしまいそう。カモメ見ながら涙を流したいサーファーにはオススメです。

ああ、歌を聴いてたら落ち着くを通り越して眠気が...

いやいや、手嶌さんは何も悪くないのよ。おじさんは大好きなのよ、葵ちゃんの優しい歌声が。でも、波乗り前ではないかな。葵ちゃんを聴くのは、寝る前かな。

では、どうしましょう?上がり過ぎたテンション、波への有り余る情熱をどう処理しましょうか?


じゃあ、テンション上げきっちゃいましょう♪


海に着く前までに車の中でテンションを上げきって、海に着いた時には精神的「祭りの後」状態を作り出してしまう作戦。

私が過去に台風スウェルを期待して海に向かう途中、実際にそんな精神状態になった経験があります。

その時聴いていた一枚が、

アット・ザ・ドライヴイン『relationship of command』

です。



2000年発表のアルバム『relationship of command』。紹介している曲はオープニングに使われている『Arcarsenal』です。このアルムは彼らのメジャーデビューアルバムでしたが、その後すぐに活動休止(事実上の解散)。メンバーはそれぞれ「スパルタ」と「マーズ・ヴォルタ」で活動を続けます。
でも、やっぱりこのアルバムの疾走感、静と動の躍動感は以後の彼らの楽曲にはない独特の雰囲気。

曲の入りからドラムの熱いリズムと独特のギターの音色が響き、嵐の前の静けさを感じさせる。歌か雄叫びか、セドリックの魂の叫びが始まれば、海に着く前にテンションはマックス。音は極力、大音量で聴いてください。何だったら、頭を揺さぶりながら一緒に叫びましょう(事故にならない程度、自己責任でお願いします)。



1曲目の『Arcarsenal』をリピートで聴いてもらっても良いですが、アルバム全体として魂の叫びが聴けるので、通しで聴くのもオススメです。


ひと汗かいて海に到着し、車から降りて爽やかな海風を受ければ、海で波がが激しくブレイクしていても、心の中はもはや凪。頭半ほどの波が来ても落ち着いてピークを見極め、ウネリから余裕のテイクオフが可能でしょう。長く、美しく続く波の壁を掌でタッチしながらスピードに乗り、自由にターンをする。。。ハア、そんな風に乗ってみたいですわ。。。


はい。記事を書きながら、妄想でテンションが上がってしまった私は、まだまだ修行が足りない小僧ということですね。


サーファーの皆さん、波が良くなるこれからの季節、テンションを上げ過ぎないように気を付けて、張り切って波乗りしていきましょう!!




☟マガジン『海に行くときの一曲』☟ 





サポートいただけたら、デスクワーク、子守、加齢で傷んできた腰の鍼灸治療費にあてたいと思います。