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[マーケティング]”できる人”がやっていること、見つけた。

通販業界、EC業界、広くWEBマーケティング業界において、たくさんの人とお話する機会がありました。その中にはもちろん、「この人、凄いなあ!」と思える方も。自分なりに、どうしたらそういうレベルになれるのだろう?と考えた時、「凄い人」に共通する要素が見つかりました。

なによりも「プロフェッショナル」であること

「成功している人」は、当然、ものすごく努力されているはずです。はずですが、お話する際には、その「努力・苦労」を垣間見せないことが多いです。プロですね。かっこいいです。凡人である私レベルだと、(仮に)成功例があったら、「こんだけ苦労したからねー」と語っちゃう気がします...アマチュアですね...
私(凡人)から見た「できるひと」(プロ)の持っている要素、3つ上げてみます。


これをやってる。その1=「自分で動いている」

魅力的な方々は、たとえその肩書が経営層だったとしても、「現場」感覚を持ってらっしゃいます。おそらく事業を開始された際には、ご自身で動いて(その時点では当然かもしれませんが)、広告を書いて、DMを書いて、出荷作業をして、入金管理して、ということを全部実施してこられたのでしょう。経営層になられた今は、ご自身で、ということはないでしょうけれども、経験されていたから、指示も適格なことが多いのではないかと思われます。

彼らが、コンサルタントや広告代理店など外部に「丸投げ」していることはありません。「月●万円の予算でやってね」ということはありません。あくまで主導権をグリップし、方向性が誤ったらその場で修正できるような体制を敷いていると思われます。広告のみならず、制作領域や、経費配分も同様、「大切な資源を使う場面で曲げられないポイント」を掴んでいらっしゃることが多いと感じます。


これをやってる。その2=「多角度の視点を持っている」

経営視点からみると、事業の「継続性」「再現性」「拡張性」を軸に持つことが必要です。この視点をブラさず、ここに合致することに焦点を充てています。
例えば、「今回だけの特別価格」で提案があった場合、今回は効率よく展開できるとしても、2回目以降が定価に戻ってしまうようだと、「拡張性」に合致しないことになります。あるいは、同業他社が”継続的に”実施をしているメニューについては、おそらく当該企業が「悪くない」と評価しているだろうと推測できるので、実施にGoサインがでることもあります。他にも、紹介制度を導入し、紹介者にもメリットを打ち出した場合(プレゼントとか)、非紹介者がそれを見たときにどう思うか(プレゼントをもらうために私を紹介したのでは?と勘ぐられないように)にも気を遣う必要があるかもしれません。
関連して発生する可能性を、意思決定の瞬間に、考えを巡らせることができるかどうか。俯瞰してみる視点も必要、ということです。


これをやってる。その3=「語る」

これは”おまけ”的な点ですが、「できる人」は人に伝えるのが上手です。もちろん事業の根幹に関わる機密情報は出さないまでも、エッセンスを教えていただけることが、実は多いです。その語り口は、自信にあふれ、聞く側の心に響くことが少なくない。手法、というよりも「考え方」として、ということです。

ご自身が揺るぎない情熱で進めてきたことを、他の誰かに伝える、そしてそれが伝わる、というのは、彼らの取り組み、考え方、熱量が、「本気」だったことの現れでしょう。また、伝えることによって、さらに取り組みが整理され、次の展開に進むこともできるのだと思います。GIVEするひとにこそ、TAKEが集まる、これは正解ですし、ステキなことでもあります。



じゃあ、「今の自分」を照らしてみると、どうなのか...
「語る」は、意識的に行っていますが、「視点」はまだまだだなあ、って思います。
「視点」は「動く」があって養えると思うので、壮年期ドマンナカですが、まだまだ「動いて」いこうと、思った次第です...がんばろう!

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