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オーストラリア人女性の脳から出てきた8㎝のそれは

40万年前の線虫が永久凍土から発見されて、しかも溶けたら元気に動き出した、というニュース、お聞きになりましたか。

40万年の間、何してたんだか。40万年寝てました、っていうより、タイムマシンに乗って40万年前から来ましたって言ってくれた方がよっぽどフツーに思える。

てか、40万年寝てましたって、誰が信じるんですか。
よく芸能人が密会をスクープされて「ずっとトランプしてました」って言うけど、そっちの方がずっと信じられる。

こういうニュースを見て、科学者たちはときめくのでしょうかね。もしかして人間でもいけるんじゃない!?って。

線虫といえば、って「線虫話」をずるずる伸ばしていくのは気がひけますが、先日オーストラリアの女性の脳から8㎝の線虫が見つかったというニュースもありました。しかもめっちゃ元気な状態で(女性じゃなくて虫が)引っ張り出された。女性が摘んだ野草にその卵がついていて、食べてしまったらしい。卵は胃液でやられるどころか、胃酸の刺激を引き金にして孵化したんだそうな。

成虫になって胃壁を突き破った後は、免疫による攻撃を避けながら体内を移動した挙句、脳に到着。

その女性は、最近なんだか物忘れが・・?しかも鬱っぽい症状も出てきた、というわけでCTとって、なんか変なものが映ってるよってんで脳手術をしたら、なにこれくねくねしたものが!と引っ張り出したら、そいつは引っ張り出されても元気にくねくねしてたらしい。空気を読むということを知らない。デリカシーのかけらもない。

しかしですね。

「免疫による攻撃を避けつつ」胃から脳へ体内を移動って...!

あのー、ホレ、米国の情報機関が「地球外生命体は存在する」とか「政府が隠蔽している」とか声高に追及してますけど、もしかして、もしかするとそれって、このにょろにょろじゃないですか。寄生虫が地球に帰省中なんじゃないですか。

『パラサイトイブ』って小説がありましたね。

寄生虫に寄生されて、人格まで乗っ取られる話だった。

これからの時代、「なんか雰囲気変わったよね、最近」って人がいたら、タモリみたいに「髪切った?」って聞くんじゃなく、寄生虫を疑うようになるかもしれない。

なんかもう、こういうくねくねにょろにょろした輩のことは考えたくないなあ、もう寄生虫関連は規制しよう、考えないようにしよう、うん、それがいいね!と気持ちを入れ替えて、ネットで日本のニュースを開いたら、なんとまあ早速「アニサキス」が出てくるのであります。へえーそうですか、今さんまの季節で、いいねえ、さんまの刺身、食べたいねえ、え?そいで、さんまの刺身から?ふむふむ...怖いけど読み進んでしまう。まるで「恐怖新聞」じゃないか!怖いのにどんどん送られてきてついつい読んじゃうやつ!

...え、やだ、もしかして、私の頭の中だけで起こってるんですか、このブーム。ニョロニョロ・・・



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