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東京の夜景16選 景色が綺麗なスポットと撮影テクニックについて

僕の撮影スタイルの一つには夜景撮影がある。

東京在住ということでランドマーク的な建造物やキラキラとした東京のオフィス街を一枚の写真に収めるのはいつもドキドキが止まらない。

夜景を求めて練り歩いてしまうくらいには東京には夜景の撮影スポットが非常に多くある。

全てを紹介するのはさすがに厳しいが、今回は特に僕がおすすめする都内の夜景撮影スポットと撮影のコツを紹介していこうと思う。

写真を撮る人はもちろん、夜景スポットを知っておきたいという方も参考にしていただけると嬉しいです。


夜景撮影に必要なもの

夜景スポットを紹介する前にまずは夜景撮影に必要なものを以下にまとめておく。

・カメラとレンズ

まずは撮影するにはカメラとレンズは必須。センサーサイズの大きいカメラの方が綺麗に撮れるとか細かいことは色々あるが基本的にはなんでもよし。

撮影スポットにおいては広角レンズでないと入り切らないもの、望遠レンズでないと写せないもの等あるが基本的に標準レンズでも単焦点レンズでもOK

ちなみに僕が使っているカメラはFUJIFILMのX-T4、レンズはXF16-55mmF2.8 R LM WRを使うことが多い。


・三脚

夜景撮影においては三脚はマストと考えたほうがよい。無くても撮れることは撮れるがISOが上がってしまい写真がザラザラになったり、光芒を綺麗に撮れない、車の光跡を残すことができないと色々と理由はある。

僕が使っている三脚については以下の記事で詳しくレビューしているので合わせて読んでみてください。

メイン三脚はこちら

サブ三脚はこちら

・忍者レフ

夜景撮影でよくあるのは屋内展望台からの撮影。その場合はガラス越しの撮影となるため室内のライトが写真に写り込んでしまうということがある。

そんな映り込みを防ぐために忍者レフを使い窓ガラスに密着させて撮影する。写り込みを防いでクリアに撮りたいという方は必須のアイテムとして考えたほうがよい。

・レリーズ

これは無くてもよいがあると便利かもというくらいのアイテム。夜景撮影はスローシャッターで撮影することがほとんどであるため少しのブレが大きなブレにも繋がることがある。

そのブレの原因となるのが実はシャッターボタンを押す瞬間。シャッターボタンを押し込むことでカメラも少しだけ下がってしまい手ブレが生じてしまう。

そんなときにレリーズと呼ばれるカメラのリモコンを使うことでシャッターボタンを押さずにシャッターを切ることが可能となる。

レリーズを使わなくてもスマートフォンのアプリとカメラを接続してシャッターを切ったり、カメラにセルフタイマーを仕込むことでシャッターボタンを押さずしてシャッターを切ることができる。これらのように代用することは可能なため必ずしも必要なアイテムではない。


おすすめの東京の夜景撮影スポットまとめと撮影のコツ

それでは僕のおすすめの東京夜景撮影スポットを紹介していく。


SHIBUYA SKY

2019年11月に開業した渋谷スクランブルスクエアの展望施設であるSHIBUYA SKY。

230メートルという圧倒的な高さで渋谷のみならず東京を一望することができます。

三脚は持ち歩くことはできないが、テーブルやソファが置かれているのでそこにカメラを固定して長時間露光することが可能。


渋谷ヒカリエ

SHBUYA SKYができる前まではこの渋谷ヒカリエの展望台が渋谷を一望できる場所であった。

そんな渋谷ヒカリエの11Fに渋谷の街を展望できるスカイロビーがあります。あの109や渋谷の特大広告看板やスクランブル交差点を一構図に収めることができるスポット。

SHIYBA SKYは展望台に上るには1800円ほど費用がかかってしまうが、渋谷ヒカリエのスカイロビーは無料。


スクランブル交差点、渋谷センター街

渋谷は展望台だけではなくスクランブル交差点やセンター街の人混みも一つの撮影スポットである。

街を照らすネオンや人混みは東京ならではの景色であるためこれらを収めてみるのもおもしろい。

ここは三脚を立ててがっつり撮影というよりは、パシャパシャと機動力高くスナップ感覚で撮っていくほうが人混みのリアルな日常を切り取ることができる。


新都心歩道橋

損保興亜ビルと車の光跡を合わせて撮るのが新宿の一つの定番撮影スポットとなっている。

三脚を使って長時間露光することで車の光跡をレーザービームのように写すことができる。

歩道橋の上に三脚を配置するわけなので通行人の邪魔にならないよう注意が必要。また歩道橋は結構揺れるのでこちらも三脚が揺れないようにタイミングを図るのが必要。

レーザービームの撮り方は以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。

損保興亜ビルの逆側を見ると新宿のビル群が見える。

そんなビルの様子と横切る電車というのも東京ならではの光景。新都心歩道橋では少なくともこの2枚は抑えておきたい。


東京都庁

東京都庁は夜になるとライトアップが行われることで有名な夜景スポットとなっている。

比較的人も少ないしゆっくり撮影していても誰かの迷惑にもなりにくいスポットであるので、じっくりと夜景撮影の練習をしたいという方は向いているスポットかもしれない。

ちなみにライトアップの色はイベントや日によって変わるので毎回ピンク色というわけではないので注意が必要。


西新宿ジャンクション

こちらは最寄り駅的には新宿ではなく初台となってしまうが、あまり見ることができない巨大なジャンクションと車の光跡を撮ることができるスポット。

このスポットはがんがん人も車も通り邪魔になってしまうこともあるので、お目当ての写真が撮れたらすぐさま退散しましょう。


歌舞伎町

新宿と言えば歌舞伎町のイメージありますよね。そしてなんとなく怖いイメージ。

確かに以前は怖い町でしたが、ここ最近はなんとも丸くなって以前より撮影しやすい場所となりました。とはいえ人も多いし営業しているお店もたくさんあるので邪魔にならないようスナップ撮影に留めることをすすめる。

こんなギラギラとしたネオンも新宿ならではの光景。


箱崎ジャンクション

東京で最も有名なジャンクションといったらここではないでしょうか。

大迫力のジャンクションと車の光跡、そしてアクセントとなる規則的に並べられたライトをタイミングよく撮れたときは感動を覚える。

そこまで人通りが多い場所ではないが車もバンバン通るので撮影はほどほどに。


浅草寺

浅草寺は昼間では感じることのできない、より強調された朱い塗装を見ることができる。

あたりは暗い中で一際輝いている五重塔は圧巻である。

また、浅草寺は雨になるとその美しさが倍増される。水たまりに写り込んだ本殿を撮ることができるのだ。

水たまりができていなくても十分に綺麗な浅草寺ではあるが、水たまりと一緒に撮ることでその美しさがより強まる。

雨の浅草寺での撮影ポイントは以下の記事で解説しているのであわせて読んでみてくさだい。


浅草文化観光センター

浅草文化観光センターの8Fの展望テラスでは浅草の町並みを一望することができる。

その中でも浅草寺に続いていく仲見世通りを俯瞰して撮影することができるためミニチュアの世界のような写真に仕上げることができる。


KITTE

KITTEの屋上には「KITTEガーデン」という屋上庭園がありそこから東京駅周辺を一望することができる。

丸の内のビルのライトが街を灯してくれて、なんとも言えない幻想的な東京夜景を見ることができる。


新丸ビル

新丸ビルの7Fのテラスから東京駅とKITTEと合わせて撮影することができる。

新丸ビルのテラスには椅子とテーブルが置いてあるので座りながらゆっくりと夜景を楽しむこともできるスポットとなっている。


お台場

お台場にも多くの夜景撮影スポットがある。大迫力のレインボーブリッジと東京タワーを合わせて撮影することができるのがお台場の魅力でもある。

お台場はどこから撮影しようとしてもあちらこちらにカップルがいるため、一人で撮影する場合は心の準備をしていくことを勧める。。


東京国際フォーラム

日中の差し込む光が美しい東京国際フォーラムであるが、実は夜の写真も美しい。

ホワイトバランスを寒色よりに撮影することで壁紙のオレンジと青い光が補色効果を生むことでメリハリの効いた写真を撮ることができる。


東京タワー

東京の有名な夜の撮影スポットとして東京タワーを構図に入ったスポットが多い。

僕も個人的に東京タワーが好きでよく撮っており、お気に入りの撮影スポットも非常に多い。

スポットが多すぎて今回の記事ではスポットの紹介は割愛とする。

以下の記事で東京タワーの撮影スポットをまとめているので合わせて参照ください。


東京スカイツリー

こちらも東京タワーと同様に多くの撮影スポットがあるため今回の紹介からは対象外とさせていただきます。

以下の記事で東京スカイツリーの撮影スポットをまとめているので合わせて参照ください。

都内にはまだまだ夜景の撮影スポットがあるのだが、これ以上書くと長くなりすぎてしまうので今回はこのへんで。

まだ気になるという方がたくさんいればパート2という形で今後も書いていこうと思います。

また夜景はレタッチまでも楽しいので、撮影後はぜひレタッチをしてみてほしい。

レタッチ初挑戦の方でもわかりやすいように夜景のレタッチ手順を以下の記事でまとめているので、合わせて読んでみてほしい。


写真が上達するヒント

以下の記事では実際に読んでタメになった写真・カメラに関する本を紹介しています。

以下の記事では私が実際に使っているカメラのアクセサリー/アイテムを紹介しています。



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