講師に大切な、講座を開催するときの意識。
今日も始まりました。朝のインスピレーションブログです。今朝は3月18日の朝6時02分です。ラフターヨガティーチャー養成講座3日目の朝。今日のテーマは「講座を開催するときの講師側の意識」についてです。
開催前、僕は必ず「参加者さんにとっていい時間になった」という意識を持ちます。事前に、最終日にどんな時間になったか、参加される方々にとって素晴らしい時間になったことを紙に書いたり、言葉に出したりして、そこに意識を持っていきます。
これが大前提として、まずやっていることです。「始まる前に勝負は決まっている」あらゆるスポーツでも武道でも何でもよく聞く言葉ですが、講座も同じだと思います。事前の段階でほぼ決まっている。だから講座をする前は、そういう意識で自分の中を空間を満たしていく。そういう感覚でやっています。
これが中途半端だと、結果が思わしくなかったことも経験してきたからこそ思います。講座であれば事前にだいたいのスケジュールはわかっているし、そこでどういった内容を話すかもだいたいは決まっているはずです。事前準備で資料を用意して万全の状態であれば、イレギュラーが起きても余裕を持って対応できるし、ゆとりを持って取り組めます。それでこそアドリブもバシっと決まるというものではないでしょうか。
ただマニュアル化しすぎたり、プログラムやスケジュールが細かく決まりすぎていたりするのもどうなのだろうとは思っています。僕自身は細かくしすぎることはありません。というのも台本がありすぎると、言葉に力がこもらないんですよね。台本があれば台本を読むだけでいい。そう思っていたら大間違い。
結局、講座って、講師のエネルギーというか、講師から非言語で発していることも含めて受け取る、浴びる、そういう時間・空間だと捉えています。
であれば、完璧な台本をつくって言葉を発したところで伝わるものも伝わらないのです。むしろ、出来レースのようになってしまって、逆に受け取ってもらえない。いい空間にならない。そういなる確率の方が高いのではないかと感じます。これは講師のタイプにもよると思いますが、僕自身はそういう感覚で講座運営をしています。
今回のラフターヨガティーチャー養成講座は第16期となります。本当に今まで沢山の方々が受けてくださり、受け取っていただいてきました。半分以上の方が2日間のラフターヨガリーダー養成講座を開催している、もしくは開催したことがある。この状況はこっそり自慢しています。やっぱり、講座を受けてくれた人達が思い切り活躍してくれている。講師としてはこれが一番の喜びではないでしょうか。
こうやって受講された方が講座開催するようになるために何が一番大切か。それは「やる氣」です。
受講しても最後は本人が「やろう」と思わない限り、講座を開催することにはなりません。だからこそ僕は内容云々ももちろん大切にするけれど、最終最後は本人の心に火がつけば、ついている火がさらに燃えれば、それが一番だと考えています。それがあれば受講後にも自分で経験を積みます。自分でさらに上達しようとします。自分で丁寧に準備をします。自分からどんどん質問されます。自分で取り組みます。結局、ここなんですよね。どんな分野でも同じだと思いますが、自分から動かずに活躍した人は一人もいないのではないでしょうか。
だからこそ、こうなるために講座の中身を充実させる。
そのためにこういった細かいことも丁寧にやる。そういう意識です。
感動するレベルの細かいことも沢山共有する。
お腹が痛くなるほどの上質な笑いあえる時間を分かち合う。
現代の日本社会でラフターヨガをする意義に対する認識が深まる話をする。
講師との関係だけでなく、参加者さん同士の関係が深まる工夫をする。
インプットばかりでなく、ペアワークやグループワーク、チェックインやチェックアウトなどアウトプットの機会を沢山設ける。 etc..
今回のティーチャー養成講座も、この五日間が参加される方一人一人にとってよき時間となることを思い、祈り、願い、共に最高の時間を分かち合いながら進めています。残りのあと3日も充実した時間となるようベストを尽くしてきます!今日もよき1日を!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?