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毎日noteを2カ月続けて、

みなさんは、毎日続けていることはありますか?

ぼくは、noteを書いています。これで毎日投稿を始めて2か月。「息を吸うことくらいしか継続していない。」なんて冗談いってたぼくが。我ながら、続いてるな〜って思っています。

いつも読んでくださっているみんなには、感謝しています。ありがとうございます。

でもまだまだです。ぼくは、継続という言葉を見ると必ず思い出す人物がいます。天台宗大阿闍梨 酒井雄哉(さかい ゆうさい)さんです。この方、想像を絶する凄さです。もう半端じゃないです。この大阿闍梨(だいあじゃり)という尊称は、千日回峰行という修行を達成した人にのみ与えられるもので、ここ400年間でたった51人、戦後だと14人しかいません。なぜ少ないかって?

千日回峰行が、死ぬほど過酷な修行だからです。

まずこの修行、期間が7年です。かわいい坊やが声変わりしてヘアセットし始めるくらいまでの期間、ずっと修行です。お坊さんにヘアセットの話はご法度か。
そして、7年かけて比叡山を4万キロ歩き倒します。4万キロってわかります?地球1周分です。東に歩き続けて、気づいたら西からスタート地点に戻ってくるくらい意味の分からない距離です。一休さんレベルのとんち体験です。

しかも、それだけではありません。6年目に特殊イベント的に発生する「堂入り」という修行、どうかしてます。9日間お堂に籠って、断食、断水、不眠、不臥でお経を10万回唱える修行になっております。この世界中で唯一、寝てない自慢ができるのは、堂入りした人だけで異論ありません。可決!

そしてこの修行、覚悟が無ければ臨めません。いや、それはそうだろ!!と思っている方。その覚悟のはるか上の上の上の覚悟です。

修行期間中ずっと携帯しているものがあります。それは、短剣と紐と10万円です。何に使うか分かりますか?楽しくキャンプではありません。短剣は切腹のため、紐は首を吊るため、10万は埋葬代です。この修行は、途中で辞めることが出来ません。修行が終わるのは、満行した時か、死ぬ時です。ね、想像を絶する覚悟でしょ、、、。

それだけでも相当凄いのに、酒井雄哉さん、この千日回峰行、、なんと、、2回達成しています。

徒歩で地球2周しちゃってます。

しかも2回目が終わった時のご年齢が60歳です。イミガワカラナイ。スゴイ。途方もないですね。凄さがお分かり頂けましたか?かなり説明を省いているので、興味が湧いた人はぜひ詳しく調べてみてください。


そんな、継続の極みのようなお方から、継続のヒントをもらった気がします。2回目の千日回峰行を満行した酒井さんはこんな言葉を残されました。


千日回峯行で得たものは何もない。
ただそのおかげで今がある。


始める前から、意味とか、得るモノとかを考えて何もできていない人っていますよね。自分がたてた、○○日間がんばる!という目標に挫折してしまう人もいますよね。

わかります。ぼくもそうでした。

でも今は、なんとなく酒井さんの言っている意味が分かってきた気がします。継続は連続性を表すものですが、それはあくまで瞬間の積み重ねであって、結果に過ぎないんですね。ちいさな1日が積み重なって、気づいたら果てしない遠くにたどり着いている。そういうことだと思います。

ぼくの記事はだいたい1記事700文字なので、2か月で4万文字くらい。1文字が一歩でも、地球1周にはまだまだ程遠いな。

ぼくでもそんな先の先まで行けるのでしょうか。行ってみたいな。そんなことを思いながら、今日も1文字1文字書いていくんです。


みんなも、まずは今日1日だけ、この一瞬だけ、頑張ってみませんか?


(終)


*一カ月の時はこんな感じでした。これもあわせてどうぞ。

*Twitterもやっています。ネタの元になったりならなかったり。

*いいなぁと思ったらスキとフォローで教えてください。コメントも是非

*次回予告

余興の思ひ出、ぽろぽろ

乞うご期待。

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