もう長い付き合いです。
14年前に出会いました。ポトスさん。
ただの葉っぱですが…
初めてあった時、この写真よりまだまだ、大きくて、葉っぱが3まいでした。
ある日、もう葉っぱは元気がなく、茎はしなしなで倒れていて、もうダメだとおもいまして、捨てようとしましたが、水をあげてみました。
すると、次の日には、すっかり元気になり、ピンと立ち上がり、葉っぱも元気になりました。
それから、三枚の葉っぱは、数を増やしていき、みるみるうちに大きくなります。
おやじからよく、三人集まって信頼できるメンバーなら起業していいと言われていました…
三枚の葉っぱはここから、ものすごい勢いで増えていきます。
小さな器でしたので、倒れそうなくらい葉っぱが増えて、器を変えました。
そのあとも、一年経たないうちに、さらに大きな器に変えました。
それから、どんどん大きくなります。
その間たまに、水をあげるのを忘れ、しなしなになることも多々ありましたが、問題なかった…
器を超えて伸びまくります。
事業がうまくいき、規模を拡大していく感じですかね…
器のなかは、本部、本店です。外は、たぶん、派閥ですかね、俺たちはこうだぜ!的な若手…
みたいな感じです。
これが、ものすごい勢いで伸びるんです。
困りました。
切って別にしようかとも考えました。
いわいる別会社です。
そしたら、二つになります。
しかし、場所を取ります。別に器を用意する必要が出てきます。資金がかかるわけですね…
ある日、そのままにしてると、葉っぱの力が弱いところが、茎がキュッと締まって栄養がいかないようになり、枯れます。
ところどころこれが起こります。
いわいる、リストラみたいなものです。
力が強いグループ派閥が残っていったわけです。
器の中央がメイン本部です。ここが最後まで生き残ったメンバー。
昨年の夏、暑すぎてほぼ全滅。
倒産です。
どんなに水をあげても、みるみる枯れます。
どうにかならないかと、資金投入してもダメだとなるパターン。
元気の良かった、若手のような部分の本部と繋がっているところが残りました。
これが生き残りです。
大きな会社のようにこれからもっとでかくなると誰もがおもいました。
このままいけば、大会社になってずっと緑で居続けることができると思うというか、こんなことになるなんて思ってないですね。
ところが、全て枯れてしまい、全盛期の面影はなくなります。
根が出てくるまで、半年以上かかっています。
やっと、でました!
茎と葉はありましたが、根がでない。。
そんな日が続きましたが、3ヶ月まえくらいから、根がでてきました。
今日、土に戻してみます。
こんどは、もっと確実に大きく正しく成長できればと思います。
ポトスに学ぶことがたくさんあります。
大きくなりすぎると、問題がでてくる。
それを対処しないと成長できない。
放っておくと、ほぼ間違いなく滅びる。
これからどうなるかわかりませんが、また一からやり直し、ともいいますが、これからまた次の成長と思うと、どうなるのかワクワクします。
あー終わったと思えば、こんな最初よりも小さくなったポトスなんて捨てて、新しいの買えばいいと思うかもしれません。
どちらでもいいかとおもいますが、僕は、このポトスの次のステージの方が楽しみですので、捨てずにこの先をみてみたい。
そんな商売が好きですね。
あんまり儲からないかもしれません。
しかし、長い歴史があって、そこにいろいろな物語があると思います。これがたくさんあることが儲けじゃないかな…とか思います。
儲けてから言え!!と言われると思います…😱
しかし、こういうのが楽しくて、
枯れるか?また復活するか?
もう少し、これがみたいと思います。
変わることが嫌だったりします。しかし、変わるために何かをしているときは、成長しています。どんどん伸びていきます。しかし、どこかでこういう結果になってしまう方へ毎日少しずつ変化していたのだと思います。
変わりたくないなら変わるしかない。
変わりたいなら、変えるしかない。
どちらも、変わり続けるしかないのではないかなと思います。こんど、聞いてみようとおもいます。
これが、14年の付き合いのポトスさんに教えもらったことです。
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