未来のEC、10年後の姿
「10年前のEC、進化と停滞」、という記事で予告した通り、10年後のECを好き勝手に書いていく。願わくば、想像以上のことが起きてほしい。それに関わっている人材になっていると嬉しい。
大きな進化は起きていない
Amazonをベースに作られたこの業界、スマートフォンに変わる何か、以外では大きな進化は起きていない。
カタログとしてのリアル店舗は増え、もっとネットで購入される時代になっている。
ライブコマースは広く普及していない
ライブコマースの機会は増えてはいるが、大きなイベントで瞬発的な盛り上がりのみで、テレビ通販とって代わるような、存在にはなっていない。一方的に見させられるテレビと、インターネット上でのライブは異なる。
越境ECがより盛り上がっている
為替の先は読めないが、円安になっていくのであれば、日本企業がより外貨を求めにいく。日本から海外展開できるECが増える。もしくは海外プラットフォームへの出店が加速していくのではないか。
中国系のプラットフォームが世界でより幅を利かせてしまい、アメリカで問題になっていそう。SHEIN、Temu等
決済はクレジットカード1位、代引き2位は引き続き
第三の決済が、暗号通貨になっているとは思えない。引き続き、コンビニ支払いか、スマートフォンに銀行アプリのインストールは普及してきているので、銀行決済の比率が上がっているかも。
配送は予想というより願望
トラックの自動運転がスタートしたとしても、それによって労働環境は変わるのだろうか。ドローンによる配達はまだまだ先。
コロナが明け、在宅比率はどんどん下がっていく。コンビニ受け取り、駅の宅配ボックス受け取りが増え、不在対策が増えていくのではないか。
IT・インフラ
そろそろAIによるレコメンドがちゃんとしてくる。頼みます。
AI
気軽な画像生成、音声生成によって、オリジナルに似たものが量産される。個人のクリエイティブのクオリティが高まるので、同人制作物(ゲーム、アニメなど)のクオリティが上がっていく。同人制作物のECが盛り上がる。
一方で、AIで生成されたデータの著作権に規制がかけられる。
インフルエンサーのブランドビジネス
徐々に増えていく。一方で10年、生き残れたブランドはいくつあるか。
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