つゆくさ
小林聡美主演の映画。
隕石にぶつかって車が壊れた。
友人の子航平
隕石を見つけたら幸せになれるとは思えない二人。
小林聡美演ずる五十嵐芙美本人も、その友人たちも
それなりの過去がありそうである。
この癖のある顔ぶれが、なんかよい。
階段を駆け上がるみたいなトレーニングをしている芙美は
何度か、この篠田五郎とすれ違う。
草笛を吹いている所にも居合わせる。
二人がちゃんと出会うのは、泉谷しげるのやっているバー。
芙美は断酒会に入っている。
アルコールの依存性だったということだ。
だから、バーでも食事を頼んだりする。
なんということのない日常の中で仲を深めたり
航平もその母も夫の転勤についていくことになったり。
みんなそれなりにいろいろなことを抱えているのだ ということを
さりげない日常の積み重ねの中で見せている。
立ち直り歩き出す決意も、大げさでない演技の中で理解させられる。
小林聡美いいなぁ と改めて思った。
ああいうランニング、やっぱりちゃんとしているのかなぁ。
舞台も体力いるだろうし。
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