ミッドナイトスカイ
地球が核爆発的な感じで壊滅するかもしれない状況で
北極からどこかへ避難する人々。
避難しないただ一人の人はオーガスチン博士。
ジョージクルーニー演ずるオーガスチンは、不治の病らしい。
「帰らないのか」と問われて、「どこに」と返す。
家族はいないらしい。回想シーンで彼女と別れたことがわかる。
独りでパソコン画面を眺め、輸血をし、食事する。
アメリカの地図が真っ赤になっていくのが見える。
研究所の中に少女が隠れているのがわかるが
もうどの地域とも交信はできない。
少女は言葉は理解できるようだが、喋れない。喋らない。
奇妙な同居生活。
ある時、地球を離れている宇宙船の中で一機だけ
通信できそうなのを見つけ、地球の上桔梗を伝えようとするが
アンテナが壊れてしまい、激しいブリザードの中を違う測候所に向かう。
無事、その宇宙船とつながって
乗組員の意志で、二人は地球に戻ることに決め
夫婦である二人は木星の衛星に戻ることに決める。
静かな映画だった。
「避難」の是非とか突っ込みどころはものすごくあったけれど
とりあえず
輸血ができない状況になったら一週間しか持たないと言われた彼が
死んでしまったら少女がどうなるのかと心配してしまった。
少女は彼が生きるための気力の象徴のような妄想・・
ということなのかどうか。
宇宙船でもう一度旅立つ二人だけが希望なのかもしれないが。
予備知識もなくなんとなく見てしまった。
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