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石畳の熱狂 ロードレースの記念碑を追いかけて

本来ならば今日2020年4月5日が自転車ロードレース、春のクラシックの王様であるロンド・ファン・フラーンデレンが開催されるはずの日だった。
しかし世界的なこの状況下のために今年のレースは残念ながらキャンセルとなっている。

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このレースは僕の中でも一際特別なものの一つなのだ。
ロードレースを追いかけ始めたのはシクロクロスに比べて割と最近なのだけど特に春のクラシックレースはワンデーかつパヴェ(石畳)が多く含まれるタフで熱いバトルが繰り広げられるレースが多いのですぐに虜になった。
シーズンを終えたシクロクロッサー達が強さを発揮するというのも好きな理由でもある。

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僕がブルーラグを離れてフリーになった直後の2018年の4月。
この1ヶ月はヨーロッパに滞在し色々な場所へ足を運んだのだがその旅の中でこのクラシックの王様「ロンド・ファン・フラーンデレン」と翌週のクラシックの女王こと「パリ・ルーベ」の両レースに赴き撮影したことは今でも鮮烈に覚えている素晴らしい体験。
どちらのレースもプロのレースが行われる前日には同じコースを使った市民レースが行われるのだけどどちらもフルで参加してそのコースのタフさとレースにまつわるカルチャーの深さなども一気に体験できたのも良い思い出です。(市民レースについての話はどこにも書いてないので近いうちにここで書きたいと思います。)

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この時のレースについて綴ったフォトエッセイは日本への帰国後にonyourmarkに寄稿させて頂きました。
現状の世界的に困難な状況を乗り越えた先にあの素晴らしい熱狂の渦となるレースが再び開催されることを心から祈っています。
ぜひご自宅での読み物の一つとしてご一読いただければ幸いです。

onyourmark - 石畳の熱狂 ロードレースの記念碑を追いかけて

onyourmarkの記事でも触れていますが100年近く行われているレースだけあってレースを取り巻くカルチャーが本当に素晴らしくこれも「CROSS IS HERE」同様に1冊の写真集にしなければ!と駆り立てられ「MONUMENTS」としてもリリースしています。
この写真集を眺めながらonyourmarkの記事を読んでいただけるとより一層ヨーロッパの現地の空気に触れることができると思うのでこちらも合わせてどうぞ!

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写真集 "MONUMENTS" の詳細はこちら

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