手に入れやすい潤い補給食材をまとめてみた
こんにちは。
養生担当“ のぶ ”こと千葉宣貴です。
当月も宜しくお願い申し上げます。
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前回まで「潤いにこだわろう」ということをお伝えしてきました。
そこで今回は潤いを補給してくれる癒し食材をご紹介いたします。
前回までの記事もあわせてご覧になるとより「潤い」の理解が深まります。
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潤い補給の大前提
東洋医学では睡眠時に潤いがつくられていると考えています。
つまり、内臓がよく働いて消化吸収してくれる環境づくりが養生の軸です。
潤い補給の食材をとったから万事OKということではありません。
私たちのカラダでは、潤いを「つくる」「とどける」「失う」等のフェーズがあります。
そしてそれらは自身のカラダのなかで起こっていること。
あくまでも食材を選ぶスキルは外からの影響です。
「あったらいいよね」ぐらいにとどめておくことをお勧めします。(とても便利ですが)
腎の潤い
おもに腎は潤い(津液)の代謝機能を担っています。
体全体の水分のもとを腎陰(真陰)、心からもらった熱を腎陽(真陽・命門の陽気)としてたくわえています。
腎陰はそのままでは機能しません。そこで腎陽の熱で温めて機能します。
温められた腎陰は気化することで、飲食物(後天の精)の消化吸収をになう「脾」に送られます。そこで初めて津液を生成するための材料に。
いわば、【潤いをつかって潤いを生成する】ということ。
これらからわかるように飲食による潤い補給(補陰)のまえに睡眠や十分な休息、適度な運動で腎を養う必要があります。
それがあって初めて、潤い補給の食材を活かすカラダでいることができます。
では、次に潤いをつくる話をします。
脾胃の潤い
脾胃は腎陰を利用して気・血・津液(潤い)の生成を担っています。(化生作用)
胃は現場、脾は司令塔のような関係。
潤いを増やしていくには「消化吸収」の過程が円滑に機能している必要があります。
患者さんは老化現象で腎におさまる全ての絶対量が減少しています。
そこで脾胃のはたらきを助けるために運動療法や日光浴などで腎を養う必要があります。
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潤い補給の食材
潤いは気血津液のどれに含まれているかというと「津液」「血」
津液を増やすことを「補陰(滋陰)」、血を増やすことを「養血」といいます。
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