見出し画像

値段以上の価値

福島出身で北海道在住の私たち夫婦。
結婚後にこちらにきたので、当たり前だが地元とは違う北海道の文化に驚くこともある。

子育てをしていると特に感じる。

最も違いを感じたことが、当たり前にスキー授業が行われる。
本物のスキー場に行かなくても校庭に立派なスキー場ができる。
1年生はそこで練習、2年生以降はスキー場てリフトに乗り出す。

嫁は昔スノボをやっていたが、私はというと...

スキーは転べば止まるもの

というレベル...

授業でやり始めた長女にも遠く及ばない。

そんなわが家なので、冬場に家族でスキーに行くということは今後はわからないが今はしていない。

その為、次女もスキーの実力は私と同レベル。

とはいえ、授業でやるのであっという間に父を超えていくだろう。

そんな次女だがスキー道具一式は、じじばばに買ってもらった。

なので問題なくスキー授業を迎えられる。

そう思って過ごしていたが、いざ3学期が始まりそろそろスキーの準備をするか。と思っていた時に次女が

『ねぇ〜、手袋ちっちゃいんだけど!』

と言い出した。

そういえば、幼稚園児時代の手袋はミトン型。
小学生になったし、さすがに指がちゃんとしてる物の方がいいと思って長女のおさがりをしていたが、小さいらしい。

確かに、少しちっちゃいけどスキー授業の前に買おうか。と話をしていた気がする。

と、こんなことがあって先週末に手袋&帽子を探しに買い物へ出かけた。

嫁が仕事なので、3人でお出かけ。

出発前に嫁と

『だいたい手袋で1000〜1500円ぐらい、帽子買ったとして3000円。5000円あればお釣りくるね〜』

と話をしていた。

そして、買い物先へ到着。
いつもの子ども用品を売っているエリアへ...

改装の為閉まっている!!

やってないね...
と少し落ち込む次女。

大丈夫、ここにはスポーツ用品店のゼ◯オがあるからそっちに行こう。

そう言って慰める。
そして、ついに次女がこれだ!という手袋を見つける。

なかなかいい感じ。
どれどれと値札を見て固まった。

7980円...

そっと次女に戻す。
そして、嫁に電話をかける。

嫁『もしもし、どうした?』
私『手袋あったんだけど...7980円』
嫁『えっ、なんだって?』
私『7980円』
嫁『ちょっと〇〇(次女)に代わって』

そこから嫁と次女の戦いが始まる。
それを見守る長女と私。

結果、スキー授業の前に近所で買ってあげる。ということで納得?したらしく電話が終わった。

ムスッとしている次女だったが、スタバ飲もっか。の一言でご機嫌になる。

その後帰宅。
帰ってきた嫁に事情を説明。
(多分改装がなければお手頃な手袋はそちらで売っている。なので、しっかりした物しか置いていなかったのだろう)

そして、次の日。
嫁の出勤前に近所のイ◯ンにて無事に手袋&帽子をゲット。

2つ合わせて3000円でお釣りがきた。

次女らしく即決

その日の午後。
友達と雪遊びに行った次女の手と頭には、新品の手袋と帽子が。

いい物は確かにいい。
でも、道具の良し悪しは使う人がどう感じるかが1番大事である。

次女にとっては値段以上の価値があったらしく元気いっぱい楽しく遊べた様子。

2人ともスクスクと成長中。
あっという間に新しいのが欲しくなるだろう。

次に買う時も値段以上の価値がある物を見つけられるといいな。

この記事が参加している募集

#子どもの成長記録

31,609件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?