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10年先も笑っていたい

北海道に引越してきて10年。

10年前に関東地方で大雪が降った日、私は嫁とフェリーの上にいた。

嫁との出会いはその2年前。
出会ってから5か月経たずに結婚していた。

思い返すと本当に色々あった。

北海道に着き、3月から2人とも仕事を始めた。
が...

2週間後に妊娠発覚!

仕事的にも始めたばかり、さらに介護職ということもあり嫁は仕事を辞めて妊婦生活が始まった。

私はというと、慣れない仕事と悪阻でグッタリしている嫁に代わりこちらも慣れない家事をする生活。

悪阻対策、最終兵器

夏頃には悪阻も落ち着き2人でゆったり過ごせていたが、お腹の子どもがグルングルンと回ることを繰り返し予定日が11月にも関わらず、9月末に入院することに...

逆子になりにくくする点滴を打つ為の入院だったが、状態によっては出産までそのままの生活になるかもしれなく、病院が大嫌いな嫁(子供か!)は本気で嫌がっていた。

そんな嫁の気持ちを察してか、入院後すぐにいい位置に落ち着く娘。

戌の日なんて意識したことなかった...

結局1週間もせずに退院し、病院とも相談して10月中に帝王切開で出産することに決まる。

そして、長女誕生。

この時の感情は表現できない

退院に合わせて嫁の両親が来てくれてしばらく一緒にいてくれた。

そして、家族が増えて初めてのお正月。

と思ったら祖母が亡くなり急遽実家に帰ることに...

生後3か月を目前にした長女だったが、親の心配をよそに何事もなく飛行機・新幹線を満喫し、さらにはお葬式も体験する。

そんなドタバタの年明けから始まった一年だったが、3人で過ごす時間はとても楽しく・充実したものだった。

あっという間に一年が過ぎ、また新しい年が始まる。
そして夏をむかえるころに次女の妊娠がわかる。

変わらずに悪阻が出ていた嫁だったが、2人目ともなると気合いと少しはレベルアップした私の家事でなんとか過ごす。

いざ出産が近づいてくるも長女のこともあるので、里帰りすることに決めしばらく私は一人暮らし。

年が明けた一月に出産予定だったが、1か月検診後にすぐではなく、雪が落ち着くのを待って次女を連れて帰ってくる。
約3か月ぶりに家族4人揃っての生活がスタート。

そこからはそれまでとは比べものにならないほどのドタバタ生活...

とはいえそれ以上に楽しい時間が過ぎていった。

そんな次女の誕生から4人で過ごした7年は今考えれば、あっという間だった。

というよりも嫁と2人で始まった北海道生活の10年もあっという間。

今は色々とやることや考えることがあって時間が足りないと思っているが、いつの間にか同じように10年たって『あっという間だったな...』と思い返しているのかもしれない。

また10年後に同じように笑っていられるように自分も頑張っていこう。


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