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Nobu-Oh
2024年3月31日 10:13
『さてどうしよう…』バスを降りバックパックを受け取り考えた。どうしようと言ってもやることは決まっている。〝宿探し〟ビエンチャンではタカダさんと一緒だったが、今回はもちろん1人だ。『どこに行けばいいかな?』そんなことを考えていると声が聞こえてくる。「ホテル!ホテル!カモーン!」声のする方に目をやると、1台のピックアップトラックの前にいる男が手招きをしながら大声を出している。そ
2024年3月24日 10:00
出発時間が近づいてくると一台のバスがやってきた。考えてみれば旅が始まり初めて1人での長距離移動だ。周囲を見渡すと地元の人らしき人たちが数人と白人のバックパッカーが2、3人ほど。旅人の方が少ない。どうやらこのバスは現地の人向けのようだ。バスのドアが開き運転手が降りてくる。荷物を入れるスペースを開け待っていた人たちが一同に荷物を預けバスに乗り始める。私も貴重品が入ったバックは
2024年3月17日 14:18
今回は#9のおまけです。旅の話を書いていますが、メインの流れではないちょっとした内容を補足していきます。今回はタカダさんのお目当ての物についてです。※内容的に色々あるので今回は有料です。
2024年3月17日 14:12
いざ街歩きをしようと思ったが、どこへ行こう?ひとまず、宿に置いてあったビエンチャンの地図をポケットから取り出し眺める。とはいえ、観光スポット書いてあるのだが、ここです!といった感じのものではなく、なんとなくしか書いていない。それでもないよりはマシか...と思い現在地を確認すると近くに【パトゥーサイ】という場所がある。確か日本で調べていた時に読んだ気がする。とりあえず行ってみよう
2024年3月10日 14:29
ラオスフランスの植民地から独立し、その後の内戦により一党独裁・社会主義国家なのだが、近隣の国の影響・国民性もあり仏教が浸透している。【世界一何もない首都】というなんとも言い難い呼ばれ方をしている〝ビエンチャン〟が首都である。私がなぜ旅のルートとしてラオスを選んだかというと、話は世界一周を決め色々と調べていた時期に遡る。*****当時、海外どころか国内ね旅もさほどしたことがなかっ
2024年3月3日 14:34
肩を叩かれてハッとした。目を開けると先輩が立っている。「一旦休憩だよ」そう言ってバスを降りて行く。私も慌てて貴重品入れを持ち後に続く。バスから降りた人たちの流れにのって歩くと、トイレに着いた。状況を整理しよう。いや、整理するまでもない。どうやら私は熟睡していたらしい。用を足し外に出ると先輩がバスに座りっぱなしで固まった体を伸ばしていた。「初めての夜行バスはど