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介護で『幸せホルモン』を分泌させる~セロトニン♪

『幸せホルモン』と言われているセロトニン。

セロトニンが分泌されると精神の安定・安心感、自律神経が整う、脳の活性化、記憶力低下の予防などの効果が期待できます。

分泌される場面としては、
日光を浴びる、食事でトリフトファンを摂取する、涙を流す、腹式呼吸、リズム運動などが上げられます。

介護において、セロトニンが分泌され幸せを感じられるとは、どういった場面なのか?ご紹介いたします。

リズム運動

言わずと知れた介護予防で行われる集団体操です。

どこの施設でも当たり前に行われている。

・ 朝の体操
・ 昼食前口腔体操
・ 午後の活性化体操

など、様々な場面で身体機能を維持・向上させるために、介護職員がレクチャーして行う。

そして多くが下肢筋力強化の『足踏み』を取り入れていると思います。

この『足踏み』こそが単調なリズムを刻みがら、体を心地よく動かすセロトニン分泌の条件に当てはまるのです。

介護士はいつしか自然と、心のバランスを整えてポジティブになれる足踏みを取り入れるようになっていったのです。

365歩のマーチ、歩こう(となりのトトロ)、上を向いて歩こう

足踏み体操にピッタリなBGMも前向きで元気にさせてくれるものばかりです。

聞いているだけでも気分が高揚します。

人は無意識に良いものを判断して取り入れているんですね。


腹式呼吸

腹式呼吸の深呼吸を促す機会が多くあります。

・ 体操の始まりと終わりに取り入れる。
・ バイタルが高いときに促して落ち着かせる。
・ 外出時に気分を盛り上げる為に促す。

私達はポイントで効果的に腹式呼吸を促しています。

精神の安定を図って、認知機能にもアプローチできる手段のひとつです。


タッピングタッチ

コミュニケーション手段としてタッピングタッチを自然に行っています。

高齢者は言葉だけでは、思いが伝わりにくいことがあります。

そういった場面では

・ 背中を擦る
・ 肩に手を回す
・ 手を握る

を自然に行い『ポンポン』と何かを伝えるように、タッピングするのです。

そうすることで、言葉では伝わりにくい想いを届けています。

セロトニンが分泌され精神の安定と共に、聞く姿勢が作られるのです。


私たち介護福祉士は、相手が出来ないことを介助で補う側面と出来ることを維持・増やす側面があります。

気力の充実が後者に重要な要素であり、前者の負担軽減にも繋がることを理解して支援することが大切です。

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