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10人中6人が職場で”強い”ストレスを持っているという調査結果

私のところに相談に来られる方には、職場の、特に部下とのコミュニケーションに悩みを抱えているチームリーダーが多い。プレーヤーとしては突出した成果をあげてきた彼らが、若くしてリーダーを任されたことで、大きな壁に当たっている。

こんにちは。

プロ目標達成支援家のNobuです。

私は、日々たくさんの人々の目標達成を支援していますが、特に企業でのビジネスパーソンの支援を多くやってきました。

私がコーチとして彼らと接する中で、コミュニケーションの難しさを感じている人は、驚くほど多いと感じています。

今回のブログは、その「職場でのコミュニケーションとリーダーのスタイル」に焦点を当てて書いていきますね。

職場で発生している問題

厚生労働省の調査によると、職業生活に強いストレスを持つ人の割合は、なんと61%にも及ぶと報告されています。
つまり、あなたの職場の10人のうち6人が、”強い”ストレスを持っているということです。

いかがですか?

しかも、そのストレスの要因として挙げられるワースト1位は「職場の人間関係」という結果も同じ調査の中で示されています。

また、ほかの調査では、入社1年目の社員の内、4割が上司との人間関係にストレスを感じているといわれています。

コミュニケーションスライド1

リーダーに求められるスキル

なんとなくは感じていたとしても、改めて数値で示されると、明日会社に行くのがちょっと怖くなりますね。

では、そんな職場でリーダーを任される人に対して、会社はどのようなスキルを求めているでしょう?

リクルート社が企業に対して行った調査結果では、「育成力」「影響力」「動機付ける力」が、大企業、中小企業ともに挙げられています。

つまり、メンバーをその気にさせ、組織の未来を創っていくために、部下を育て、影響力(リーダーシップ)を発揮できる能力をつけてもらいたいと考えているのですね。

コミュニケーションスライド2

職場でのコミュニケーション

職場で大事になってくるのがコミュニケーション。問題を抱えている人は多いのではないでしょうか?

行動成長期は、安定と安心の欲求を満たすことで、人々が豊かになった時代ですが、今は違います。

コミュニケーションスライド3

今は心の時代と言われています。リーダーは、どのような影響力を発揮して行く必要があるのでしょうか?

社会的欲求や承認欲求、つまり、部下に対して、所属していることでの安心感を与え、部下自身の存在を認め、価値観を認め、責任を与えることで、欲求を満たしていかなければなりません。

他者に対する影響力とは

あなたは、上司から呼び出されたときにどんな感情を抱きましたか?
相手によって異なると思います。思い出してみてください。
その時に湧き上がってきた感情の変化こそ、その上司のあなたに対する影響力なのです。

では、あなたが部下を呼んだときに、部下はどのような感情を抱いているでしょうか?
想像してみてください。

人は、存在そのものが他者に影響を与えています。また、存在そのものが尊いものであり、認められるべきものなのです。

コミュニケーションスライド4

メンバーの主体性を引き出すリーダー

心の時代において、他者の存在や価値観を認めていく必要性は理解いただいたと思います。

先ほどの会社がリーダーに求めるスキルについて思い出してみてください。そのスキルは、言い換えれば、メンバーの意欲を引き出し、自発的な行動を促すことにつながります。

過去は、仕事をこなすスキルの高さを背中で見せて、引っ張っていくリーダーが求められましたが、現在は、人に対する接し方を見せることで、日ごろから「社会的欲求」「承認欲求」に働きかけるリーダーが求められているのです。

コミュニケーションスライド5

サーバントリーダー

メンバー一人ひとりの能力を最大限に発揮させ、そのパワーを同じ方向に向かわせ、チームの生産性をあげアウトプットを最大化する。そのようなリーダーシップを、エンパワメントリーダーシップと呼びます。

また、メンバーを支援しながら引っ張っていくリーダーをサーバントリーダーと呼びます。

実際にチームを引っ張っていくために、影響力を発揮していくプロセスには、ビジョンを設計し、それをコミュニケーションにによって共有していき、更にメンバーから考えと行動を引き出していく必要があります。

この一連の内容や、チームのアウトプットを最大化していく方法などは、私のストアカ講座にて解説しています。



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