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摂食障害の人に多い傾向

摂食障害になってる人の多くは自分自身が嫌いだと言うことです。

だから、ダイエットを機に摂食障害を発症したりします。
もし、自分が嫌いでなければ無理に自分を変える必要はありません。
外圧的に周りからいろいろ言われて、自分を変えようと言う時も、
もうその時には自分が嫌いになっていますので、
別の何かになろうとしています。

その結果、自分自身で多大なストレスを抱えることになり、
自己否定になり、苦しむことになります。

本人はそのことを理解していませんので、
理想の自分になろうと努力を続けます。

理想に成れない自分に対して罪悪感を感じて、
自分をさらに傷つける行動に出ます。

意外と人の心理は単純で、自分がダメなら、
自分を罰することがよくあります。

自分をもし好きであれば、好きな状態のまま、
自分が変わっていく方法が取れます。

この場合はトラブルは起こりません。
自分を伸ばして成長して、ステージを上げていく考え方になります。
その成長自体を楽しめることになっています。

ですが、摂食障害を発症する人は、
自分がダメだから変わらなくてはいけないと考えています。

ある種、脅迫的な考え方を持っています。
そのため、やることがかなり過激になっていて、
結果につながらないことも多いので、
頑張っても頑張っても自分を苦しめるだけになってしまいます。

実際に私が会った摂食障害の人たちは、
精神的にトラブルを抱えている人だけでした。

理想的な自分になれない自分が嫌で努力を重ねていて、
その努力は素晴らしいのですが、満足がありません。

周りからの抑圧によって自分自身を変化させているので、
本人の望みとは違います。

ですから、成長していても、そのことに対して喜びは特にありません。
むしろ、できていないことに対して罪悪感を感じ、
自分を罰することが多く見受けられました。

よく心理的なアプローチでは自分を認める、
許すということが言われますが、
それ自体がうまくできないので、
どうしても自分を責めてしまっています。

自分を責めるのも自分の思い込みによるものなので、
なかなか改善しません。

誰かが側について、その人自身を認めてあげて、フォローしてあげれば、
比較的 簡単にその思い込み自体を壊すことができます。

家族や恋人がその役割を担当することが多いですが、
家族の中でトラブルが発生しているとなかなかそうもいきません。

自己価値も低く、コミュニケーションも苦手と言うケースもよくあります。

ですが、認めてもらえる状態が続くと、
『こんな自分でもいいんだ』と言う境地に達します。
これが摂食障害を抜けるために必要な考え方です。

結局のところ、苦しめているのは自分自身で、
自分でそれを止められないので、無限ループに陥ります

自分自身を好きになることは、はなかなか難しいかもしれませんが、
まずは少しでもいいので好きな部分を作りましょう。

できれば横にいる人が、そんなあなたを認めてくれることができれば、
あなたは変われるかもしれません。

私もそういう人と出会って、
『そのままでいいよ』と言うことを伝え続けて、
改善した例があります。

ですから、極端に嫌いだと言うのはやめましょう。
生まれた時からあなたはあなたです。
ナチュラルに生きられれば苦しみが半減します。

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