ポジティブを見つめること

日々人はネガティブになりがちです。そのほうが簡単だし、嫌なことを想定して、それを避けるように考えた方が無難だからでしょう。

逆にポジティブだと疲れるという人もいるし、現状がそれほど良くないのに、無理にポジティブに振る舞うのは良くないと考えている人もいるでしょう。でも、何事もポジティブに捉えることができるようになると、楽しくなっていきます。ネガティブな言い回しをポジティブな言い回しに変えるだけでもずいぶん変わっていきますし、頭の中で使っている言葉をポジティブに変えていくことによって なんだか軽くなってくると言う人もいます。

別にネガティブが悪いわけではないですが、そこに付随する自分自身のイメージや経験、あるいは知識が身体を強張らせてしまうのであれば、それはやめて 楽な方にしたほうがいいです。なぜならば、楽な身体であれば、楽な考え方をすることができるからです。

物事が行き詰まってしまう時は、やはりネガティブに考えてしまうことが多いので、それを一旦リフレッシュして身体を緩め、ポジティブな言葉を使い考えていくことで、肯定的な未来をイメージすることができるようになっていきます。

この辺は癖なので、癖付けをしていけば、誰でもできるようになっていきます。実際に用語で言えば、リフレーミングという言い方もできます。 事実が変わっていなくても、 捉え方を変えるだけで、それに対する印象は大きく変わり、行動も変わっていくはずです。

私自身も、20年ちょっと前からリフレーミングはよく使いますし、肯定的なポジションからものを見る癖をつけていたり、考えるようにしています。そうすることによって、次の一手が開けた感じになっていきます。

現状を憂いたり、自分を責めたりしても何も良い事は起こりません。ダメなものはダメですが、それをまず認め、今からできることにフォーカスをしていきます。そうすることによって現状を打破する可能性が非常に大きくなります。 これは現実でものを考えているからそうなるのです。不安やまだ起こっていない恐怖などは、ほぼ妄想なので、起こってから考えれば大丈夫です。

起こってもいないことに時間をかけるのではなく、今できることにフォーカスし、この後の結果を良くするためにどうしたらいいかを常に考えることによって、人は前に進むことができます。

ネガティブなことを考えていたら、自分を止めてしまったり、何もしなかったり、あるいは他人攻撃をしたりするような発想になってしまうので、建設的にはなりません。

言葉遣いや考え方の方向性をポジティブにすることをチャレンジしてみてはどうでしょうか？　そうすることで毎日が変わっていきます。私は変わってきました。