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言葉の定義がとても重要です。

人は頭の中で物事を考えるとき、主に言語を使います。しかし、その言葉の意味が明確でないと、うまく考えることができません。複数の人と話をするときも、共通の言葉の意味がなければ、会話がうまくまとまりません。言葉は多くの場合省略されているため、都合よく解釈して自分なりの意味をつけてしまいます。この解釈のずれを調整できないと、会話は噛み合わなくなります。

私が以前ITの仕事をしていたとき、プロジェクトを立ち上げる際に最初に編成するのは「辞書チーム」でした。顧客が使う言葉とその意味を明確にし、全員で共有することで会議をスムーズに進めていました。

これは夫婦や恋人など、プライベートな関係でも同じです。例えば、結婚する際に「幸せになろうね」と言っても、その「幸せ」の意味がずれていると、後々大変なことになります。だからこそ、大きな決断をする前に、言葉の意味が合っているかどうかを確認することをお勧めします。

自分が使っている意味と相手が使っている意味がずれていると、がっかりすることが多いです。経験上、衝突を避けるために自分だけ我慢していると、自分が犠牲になっているように感じます。しかし、実際には自分で我慢しているだけなので、その感覚は錯覚に過ぎません。

我慢することを学習してしまった人は、どんな状況でも我慢し続けます。自分の本心とずれているため、ストレスが溜まり、怒りが爆発することもあります。ですが、本人に悪気はありません。それが当たり前だと学習しているからです。この学習を壊さない限り、その人は方法を変えません。

「我慢しなくていい」と言われても、衝突や関係の終わりを恐れて、結局はまた我慢してしまいます。こうした恋愛や人間関係では、我慢させる側にとっては便利ですが、お互いの幸せにはなりません。まず、我慢している時点で何かがおかしいと感じることが重要です。それを感じられなければ、改善は難しいでしょう。

幼少期から家庭環境で我慢を強いられてきた人は、大人になっても新しい家庭や職場でも同じように我慢し続けます。相手が変わっても我慢しているという事実から、問題の原因はあなた自身にあると考えるべきです。これは自作自演と言えます。

この問題を解決できるのは、あなた自身です。我慢をしないようにする必要があります。頭では理解できても、恐怖や嫌な感覚が出てくると、つい今までと同じ決断をしてしまいます。学習は言葉だけでなく、体験として身体が覚えています。この体験を超えるためには、身体の感覚から変えるしかありません。

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