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#デザインシステム 記事まとめ

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デザインシステム関係の記事まとめ / #DesignSystems #デザインシステム / 運営メンバーも募集中。/
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#プロダクトデザイン

🍳半熟なデザインシステムを育てていく - noteの事例あれこれ振り返り

先日開催された「半熟デザインシステム vol.1」に、note社から登壇させていただきました。たくさんの方にご参加していただけて、とてもありがたかったです!オフライン開催ならではの、リアルな取り組みや悩みについてディスカッションできて、登壇しながらもとても勉強になりました。 今回はそのなかでお話しした、noteのデザインシステムの取り組みについて、内容を振り返りつつ、補足できるポイントも合わせてのまとめです。 イベント全体がまとまったレポートは、こちらの記事に書いていただ

レバテック デザインシステム『VoLT』を構築した背景と初速の重要性

レバテックでプロダクトデザイン責任者をしている山本です。 現在、レバテックでは鋭意デザインシステムを構築中なんですが、実はレバテックのデザインシステム『VoLT』 を社外公開しました。そこで、構築した経緯や意思決定、進め方についてお話します。 レバテックにどんな問題があったか数年前からUIライブラリは存在していた レバテックは2021年にSketchからFigmaにデザインツールを移行したが、移行前から「Levtech-Components」と呼ばれる、レバテック内のす

マルチプロダクト戦略における「使いやすさ」の商品価値を確立する

こんにちは、プロダクトデザイン本部 ダイレクターのfumiya(@tyoys00)です。 社外に向けて記事を発信するのはだいぶお久しぶりになります。 皆さま、息災におすごしでしょうか? さて今回は「週間プロデザ by SmartHR」の一本目の記事として社内のプロダクトデザイナーに向けて執筆したドキュメントを公開します。 このドキュメントはマルチプロダクト戦略を取る事業においてプロダクトデザイン組織はどのように戦うべきかをアジテーション気味に執筆したものです。 マルチプロダ

クロンデザインシステムのカラーパレットをリニューアル

オンライン医療事業部プロダクトデザイナーのL.Tです。 久々の投稿ですが、今回は自社プロダクト「クロン」のデザインシステムのカラーパレットをリニューアルした話をお伝えします。 AS ISのカラーパレットの問題点以前から社内デザイナーからクロンデザインシステムにあるカラーパレットについて、いくつか改善リクエストが上がっていました。 具体的には、 彩度(Saturation)が揃っていない (同じ色相内で鮮やかなもの、鈍いものが混在) 全色並べた時にグラデーションレベルが

デザインシステムを積み上げた先には何が待っているのか?

こんにちは、SmartHRのプロダクトデザイナーをしているうえんつ(@wentz_design)です。最近は「プロダクトデザイン統括本部/プロダクトデザイン本部/労務プロダクトユニット/ユニット長」という肩書で生きています。 最近本業のことをあまり発信できていなかったので、今回は去年1年間のプロダクトデザイナー視点で組織学習の観点でデザインシステムへの取り組みについて振り返ってみた話と、その中で得た気づきを「デザインシステムを積み上げた先には何が待っているのか?」という切り

デザインシステムが浸透するために取り組んでいること

電子契約サービス「クラウドサイン」プロダクトデザインチームの藤井です。 全5回で予定しているこの連載も気付けば4回目となりました。 今回は「社内への浸透」ということで、作成したデザインシステムを社内に浸透させるために、どんな取り組みを行なっているのかご紹介いたします! 連載の目次第1回 デザインシステムを作る上で最初にやること 第2回 デザインシステムのコンテンツづくり 第3回 仕組みづくりについて 第4回 組織への浸透について(👈 今回の記事です) 第5回 デザインシス

死なないデザインシステムを作るために必要なこと

電子契約サービス「クラウドサイン」プロダクトデザインチームの松本(業務委託)です。 第3回目は「仕組みづくり」についてです。 今回は、クラウドサインで行っているデザインシステム運用のための仕組みづくりについてご紹介させていただければと思います! 連載の目次第1回 デザインシステムを作る上で最初にやること 第2回 デザインシステムのコンテンツづくり 第3回 仕組みづくりについて(👈 今回の記事です) 第4回 組織への浸透について 第5回 デザインシステムの今後について デ

「完璧」を目指さないデザインシステムのコンテンツ作り

電子契約サービス「クラウドサイン」プロダクトデザインチームの佐藤です。 先日公開された「デザインシステムを作る上で最初にやることとは?」では、デザイナーチームで実現させたいゴールからブレイクダウンし、zeroheightでデザインシステムを作ることになった経緯をお伝えしました。 今回は連載の第2回目として、デザインシステムのコンテンツ作りについてお伝えしたいと思います! 連載の目次第1回 デザインシステムを作る上で最初にやること 第2回 デザインシステムのコンテンツ作り(

デザインシステムを作る上で最初にやることとは?

電子契約サービス「クラウドサイン」デザイングループ プロダクトデザインチームの吉林(よしばやし)です。 クラウドサインでは、現在デザインシステムの整備を進めています。 今後、全5回に分けて作成に至った背景や、実際の内容・運用の様子などをお伝えできればと思っておりますので、お付き合い頂ければ幸いです! 連載の目次(予定)第1回 デザインシステムを作る上で最初にやること(👈 今回の記事です) 第2回 内容面について 第3回 仕組みづくりについて 第4回 組織への浸透について

先行公開:「ちいさくはじめるデザインシステム」(BNN刊) はじめに

ここでもSmartHR Design Systemについて言及する記事を書いたこともありますが、2023年3月15日に「ちいさくはじめるデザインシステム」という書籍をBNNさんから出版することになりました。私は編集と著者として参加しており、執筆陣はすべてSmartHR Design Systemの運営メンバーです。 ここでは特別に、この書籍の「はじめに」の原稿を先行公開させていただきます。これを読んでちょっとでも気になった方は、書店で見かけたら手にとってみてください。 デ

『ちいさくはじめるデザインシステム』に関わったので読んでくれ

こんにちは。例によってごぶさたしております、関口です。 超・久々に出版関係のお知らせがあり、いち個人として記事をしたためています。 共著が出たので知ってほしい、買ってほしい デザインシステムの運用についてがっつり扱った日本語書籍 ちいさくはじめて、おおきく捉えることもできる懐の深い内容 つまり HYPER GOOD なのでぜひ手にとってみてくれよな! というのが本記事のすべてです。 共著が出たので買ってほしい(率直)このたび 2023年3月15日、BNNさんから書籍

「デザインシステムのよくある悩み」に遭遇しなかった SmartHR Design System の2年間の実践

ご無沙汰しています。SmartHR プロダクトデザイナーの @versionfive です。 ここ1年ほどは、SmartHR基本機能のとある機能のリニューアル開発に携わっていて、楽しく仕事をしています。 2020年11月にSmartHRのプロダクトのデザインシステムの公開をはじめて、立ち上げの経緯や “デザインシステムは、「ユーザー」と「目的」からはじめることが大事だよ“という趣旨の連載をしたのが2021年4月。公開して2年以上、前回の振り返りからも1年半以上も経ってしまい

みんなが「フルスイング」するためのデザイン原則 – 創業者の想いを映すデザイン原則ができるまで

こんにちは。アルプ株式会社プロダクトデザイナーの大澤(@Tadaki)です。今回は、僕たちアルプデザインチームでデザイン原則を策定したお話しをします。 世の中にデザイン原則は多々あれど、その企業に関係ない人から見ると、結局どうデザインに具体的に現れてるのかわからないことありませんか? 今回は具体性をイメージできるデザイン原則を目指して気づいたこと、学んだことがあったので、過程の裏側を交えながらお届けしたいと思います。 1. 「自分らしさ」の基準を定めたい開発やデザイン業

チーム全員で越境して挑む"核なる"デザインシステム

こんにちは、トビ(@0b1tk)です。 10月でサイボウズに新卒入社して1年になるのですが、今月からkintone開発チームに正式配属になりました! 今回はそのkintone開発チームのなかにある、ユーザー体験を最高にする活動をするチーム(通称 Mantleチーム)の紹介も兼ねて、サイボウズでの仕事とその軌跡を書いていこうと思います🌏 Mantleチームの概要Mantleチームは昨年末から本格稼働しはじめたkintone開発チームのひとつで「kintoneのユーザー体験を