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やまのぼり成長記

2020年だ!

あけましておめでとうございます!
物語のあるゆるいイラストを描いたりしている大学生のやまのぼりです。

2020年一月。世は就活時代....(21年卒)
自己分析としてまずは2019年までの大学生活で自分のやってきたことを振り返ってみました。
私が何してる人か気になる...という方がそんなにいないのは分かっているのですが、自分用の記録として残しておきたいので書かせてください...。

ところでこの前、就活の面接で「最近世の中では、好きなことをして生きていこうと言われていますが、それに対してあなたはどう思いますか」との質問にこう答えました。

「私の好きなことは絵を描くことなので、好きなことをクリエイティブなことだとすると2種類あると思っています。一つはデザインなど、課題を解決するための表現。もう一つは、アートなどの表現。他者がいることを前提としたデザインは仕事として経済活動にしやすいですが、表現者の美を追求したアートは自分の作品が評価されなければ経済活動にすることは難しく、アートで生きていくなら相当の覚悟が必要です。私のやりたいことはデザインよりもアートで、経済活動にする覚悟はありませんが、趣味として続けていきたいと考えています。また、今までさまざまな機会に恵まれた自分は、社会に対しての責任を感じています。自分は大学にも通えて、国際政治を学び、多くの人々からお話を聞き、運良く様々な視点でものごとを知る機会を得ました。知った責任を抱えながら、自分の好きなことだけしていくことはできないと感じています。経済活動をしないと生きていくことはできないので、働くなら自分の持つ社会に対しての責任を、いつか果たせることができる職業につきたいと考えています。」

好きなことして生きていける時代に、好きなことと働くことを分けて生きていこうとする21歳の成長記(大学1年~3年編)です。

【2017年度】大学1年生

8月 初めてふるさとワーホリに参加

兵庫県の城崎温泉のとある旅館にて女中さんのバイトを2週間体験。きっかけは「お金をかけずに旅行に行きたかったから」。これ以降、”まちづくり”に興味を持ち始める。

2月 運命のちこり村ワーホリ

まちづくりに関わる仕事がしたいとワーホリ先で岐阜県中津川市のちこり村へ。2週間で観光施設の課題を自分達で見つけ出し、①レストランのドリンクコーナーのリニューアル(新ドリンクメニュー開発・看板作成)、②ちこり村のショップカードの作成、③ちこりを使った新しいレシピの店内掲示、④Instagramでの情報発信、に取り組み、活動内容をまとめプレスリリースを出して朝日新聞、読売新聞、中日新聞の3社の新聞社に取材に来てもらい実際に掲載していただいた。イラストでワーホリをみんなに知ってもらいたいと、ワーホリ絵日記Instagram『やまのぼりのワーホリ日記』はここから始まった。怒涛の2週間だったしここからやまのぼりの人生が変わったと言っても過言ではない。
▼旬刊『旅行新聞』さんでも取り上げていただいた
http://www.ryoko-net.co.jp/?p=28820
▼今でも続けてるワーホリ絵日記のInstagram
https://www.instagram.com/yamanobori3

【2018年度】大学2年生

4月~7月 学祭のイベントを企画するも失敗

友達数人でメンバーを組み、いわゆる容姿にも焦点を当てるミスコンとは異なり、能力に焦点を当てた「法政能力コンテスト」を企画するも、大学側と揉めて打ち切りに。出場者一人ひとり取材をした記事や動画をサイトにアップし、法政のすごい人を大学内外に紹介するコンテストを開催する予定だった。(今年度、他の団体が大学側と連携しない形でミスコンを実施しようとしたけど、いろいろあって中止に...泣)

5月~12月 大学生向けアプリ開発チームに参加

NTTドコモの開催する社内アイデアソン、アプリ開発会議なるものに参加する学生チームに入る。自分は実際にアイデアソンには出場しなかったが、課題解決ワークショップやアプリ研究、学生のアプリ調査などに取り組んだ。アプリ調査の結果はNTTドコモにプレゼンをしに行った。
▼大学生のアプリ事情をリサーチしていた頃書いてたnote
https://note.com/noboruki0/n/n0fffbb2eebdb

5月~3月 岐阜県暮らしセミナー東京会場のスタッフ

岐阜県地域振興課が運営する岐阜県の移住・定住促進をテーマにしたイベントのスタッフとして東京にいながら岐阜県に約1年間携わる。きっかけはちこり村ワーホリでのInstagramを見てくれたイベント担当者の方からのお誘い。イベントの受付や準備・片付け、イベントレポートの執筆などを担当した。毎回イベントに来るゲストは岐阜県のキーパーソンばかりで最近の岐阜県の勢いを感じたし、イベントの運営方法やイベントレポートの書き方を学び、さまざまな岐阜関係者の方と仲良くなれた。
▼絵日記Instagramでイベントの様子をレポート
https://www.instagram.com/p/Bj7U-OPAf_7/?utm_source=ig_web_copy_link

8月 岩村ワーホリで人生の価値観が変わる

岐阜県暮らしセミナーで司会進行・運営をしていた岐阜県のプロ・園原さんに誘われ、自分の人生の価値観が大きく変わることになる岩村ワーホリへ。3週間岐阜県恵那市岩村町の城下町の町家でシェアハウスをしながら、ローカルメディアの取材・ライティングやInstagramにて岩村町の魅力発信、園原さんの地域を面白くする取り組みのお手伝いをした。当時放送されていたNHKの朝ドラ「半分、青い。」の舞台であった岩村は観光客で溢れかえり、地元の人は「ドラマが終わったら人はみんな来なくなる..」という悲しい表情を変えたいと、町の日常を切り取ることをテーマにInstagramで写真をアップし続け、町家の一角でその写真を用いた写真展を開催した。polcaで写真展開催費用の支援を呼びかけ、新聞社さんに取材に来てもらい写真展開催を広く地域に広めていただいた。ご飯が美味しい、森の風が涼しい、挨拶はやっぱり大事、文化的なものの尊さ。暮らしの豊かさがそこにはあった。今後の人生で何度も思い出すだろうなと思う夏だった。
▼ローカルメディアでの取材記事
http://ohemaga.com/report/mihara-goheimochi-2
▼町の魅力を伝えるInstagramアカウント『岩村夏物語』
ストーリー仕立てになっている。写真の撮影は大学で写真を専攻しているワーホリ生(やすくん)が担当。2人で写真の切り取り方やお話を作った。
https://www.instagram.com/enaworholi
▼地元の食堂のショップカードを作成

たまたま絵を描いたらぜひ使いたい!と声をかけていただいた

10月 MIKKEのインターンでおばあちゃんに会いに行く

園原さんに紹介してもらった"東京の面白い子の会社"「MIKKE」でやりたいことをやるインターンを始める。福岡のおばあちゃんに会いに行きたかったのでpolcaでリターンとして似顔絵を描くことで支援を募り、11人の方の似顔絵を描く。
▼おばあちゃんの家にいる間もその日のできごとを4コマ漫画やイラストを描いた

10月 農家さんの野菜をテーマにしたアパレルブランドを勝手に始める

岩村ワーホリで出会った百姓的な暮らしをしている農家さんの野菜が好きすぎて、野菜のイラストを入れたデザインの洋服をsuzuriで作る。
▼うますぎるチンゲンサイスウェット
https://suzuri.jp/yukinkokeshi/1369856/sweat/s/white

11月~翌年11月 EC×メディアを運営する会社で編集インターン

EC×メディアのサイトを運営するベンチャー企業で、1年間編集・ラインティングの長期インターン。SEOやマーケティングのスキルを身につけるというよりも論理的、構造的な思考やテキストベースでの対話を目指し、自ら課題を見つけ解決策を提案することを実践。自分の苦手な論理的思考や、機械オンチでネットに疎かったので克服のために始めた。相変わらず直感で行動するし、ITのことにも疎いけど、社会で生きていくときに自分が何でつまずくのか少しわかった。最後までぽんこつな自分を働かせてくれて本当に感謝です...お世話になりました。
▼モノ発見・比較サイト『HEIM』
https://heim.jp/

11月~ クラウドファンディングに参加

農家の作る絵本『なかなおりのおまじない』のクラウドファンディングページの執筆を担当(編集は別の方が担当)。絵本のインフォメーションページの挿絵も描かせていただいた。
▼クラファンページ
https://camp-fire.jp/projects/view/117973?fbclid=IwAR3nVg32CMxqNSMOmDbH12f1NBg5bcC2AUWiNYMro7dYob5Dhh2oOxiTh4A

2月 友達のプレゼントに絵本をつくる

大好きな友達との1年間の思い出を物語にした手書きの絵本を作成。誰かのために何か作ることが好きなのだと気づく。
▼絵本「小さな怪獣くん」はnoteにて公開中
https://note.com/noboruki0/n/nbf190c65bef3

2月 極寒の北海道で美瑛ワーホリに挑む

北海道美瑛町にて1ヶ月間女子4人で一軒家に暮らしながら、丘のまちびえい活性化協会のインターンとして観光PRの企画、SNS運用などを担当。SNSアカウントの運用方針提案や店舗向けInstagram講座、DMOの公式サイトの文章編集を実施。美瑛町の暮らしは、美瑛の美しい景観が作り出す小さな小人が住むファンタジーの世界と、大抵誰でも顔見知りという少し息苦しい生活の狭間を体験であり、東京に戻ってからもいろいろと尾を引くこととなる。
▼美瑛ワーホリ直後の心境
https://note.com/noboruki0/n/n7a5cfc15d665

【2019年度】大学3年生

4月 オリジナルLINEスタンプをつくる

自分を絵の世界の住人に例えた「こけしちゃん」というキャラクターのLINEスタンプをつくる。「好きになったら負けなトコあるよね」などどゆるいこけしちゃんが辛辣な言葉を吐きつつ周りの友達が結構使ってくれて嬉しい。この頃は少しだけイラレを練習していた。
▼LINEスタンプ「ゆるいこけしちゃん」
https://store.line.me/stickershop/product/7578381

4月 ヌードのモデルをする

中学生くらいから若い自分の身体を形に残しておきたいという考えを持っていたので長年の願いを叶えさせてもらった。ずっとずっと容姿コンプレックスを持っていたけど、ここからだんだんとコンプレックスの消化が加速された感じがある。他の誰も持っていない個性とは、自分の身体そのものだと思うのです。カメラマンさんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

7月~8月 東京カメラ部でインターン

本当にほんの少しだけ、東京カメラ部さんでインターンとして働かせていただいたことがある。きっかけは美瑛好きが集まるイベントでCEOさんとの出会い。少人数の企業ながら、渋谷スクランブルスクエアでの大規模な写真展や様々なプロジェクトを同時に抱え、それを支える楽しくて愉快な社員のみなさんに心惹かれた。本当に素敵なチームだったな。

8月 岩村でタピオカを売る

2018年の夏にワーホリでお世話になった岐阜県恵那市岩村町でのお祭りで、タピオカの屋台をやらせていただくことに。友達を集め、園原さんのお家にみんなで泊まって準備をして、合宿のようでめちゃくめちゃ楽しかったけど、冷凍タピオカが全然解凍できない&くっつくトラブルで直前までテンパりまくってた...事前準備を怠ったことを強く後悔した。それでも大好きな友達を大好きな場所や人に紹介できたのはとっても幸せだったし、大好きな人同士が仲良くなっているのを見ているのが本当に嬉しかった。
▼カイくんの岩村での日記
https://note.com/mkki_/n/n9a43660061d3

10月 ぎふワーホリ感謝祭を開催

1ヶ月以上の準備期間を経て、岐阜県ふるさとワーホリの参加者である「ぎふワーホリ生」と、ワーホリ生を受け入れてくれた方たちの交流会を開催。初めてのイベント企画・運営ということでプレッシャーが大きかったけど、周りのみなさんにめちゃくちゃ助けられながらなんとか完成。このイベントに込めた思いはnoteの他の記事にて詳しく話す予定。2019年一がんばった!
▼ぎふワーホリ感謝祭前編イベントレポート(写真が美しいのでぜひ見てほしい!!)
https://note.com/noboruki0/n/n9deb3d17b875

11月 こけしちゃんの自由帳を始める

LINEスタンプも作った「こけしちゃん」のなんでもない日常を残すための絵日記を描き始める。小さな怪獣くんとの小さな幸せや、こけしちゃんが大切にしているものを思い出せるように。いつでも自由帳を広げてるから、たまに覗いてみてね。
▼こけしちゃんの自由帳
https://instagram.com/kokeshi_jyan

11月 岐阜の栗きんとんでバズる

岐阜ワーホリの受入企業さんが東京の物産展に出店するということで、岐阜ワーホリ生といっしょにお手伝いへ。しかし、賞味期限が明日に迫る栗きんとんが100個中半分以上売れ残るという事態に。そこでTwitterの力をお借りしツイートしたところ、岐阜出身の方たちがすごい勢いで「岐阜の栗きんとんをぜひ食べてほしい」と拡散してくださり、翌日には数時間で完売...!私のおじいちゃんと同じくらいの年齢の店長さんがなりふり構わず一生懸命にお客さんに声をかける姿を見ながら、大した手伝いもできずとても心苦しかったけど、岐阜なみなさんのおかげで少しだけ自分も救われた出来事だった。これをきっかけに、届けたい情報を持つ人と知りたい可能性を持つ世の中の人々をつなげる手伝いをしたいという思いが強くなる。
▼栗きんとんのツイート
https://twitter.com/yamanobori1812/status/1198155581598527488?s=20

12月 「渋谷のラジオ」出演

12月25日クリスマスの昼下がり、”彼氏・彼女らしくいることってダルいときない?”というテーマで株式会社MIKKEの井上拓美さんがパーソナリティを務める「渋谷でダルいときない?」でお話させていただいた。普段自分がもやもや感じていた”彼氏・彼女だからやらなきゃいけないって考えダルいよね。2人の関係の理想は対話をしながら2人で作っていこうね”ということをやっと世間に吐き出すことができた。彼氏・彼女になるというのは不思議なもので、本来ならばお互いの気持ちがあるからこその行動が、彼氏・彼女であるからする行動と定義され、しかも彼氏の役割はこう彼女の役割はこう、と一方的に決めつけた上にその役割を勝手に期待してしまう…
彼女がデートのプランを考えてもいいし
彼氏が花束をもらってもいいし
そもそも彼氏・彼女って分けずに恋人やパートナーって言ってもいい
他人の言う理想のカップルに惑わされずに、2人の幸福な関係を目指していって欲しいという言葉は自分に向けた教訓だった。
▼出演した回のレポート記事
https://note.com/shiburadi/n/neb1deefab996

12月 snaccuru(スナックル)でインターン開始

一年間続けた編集インターンを辞めてPR業務を経験したいと、健康経営対応型ヘルシー置き菓子サービス「snaccuru(スナックル)」で商品PRのインターンを開始。PR業務だけでなく、経営戦略から営業同行までさまざまな業務に携わらさせていただいている。自分のやりたくないことも、事業の目標のためなら死ぬ気でがんばるというのを体現している人に出会って、働くということは自分が社会に貢献することなのだと感じた。だから就活も、自分の社会への貢献の仕方を考える行為なのだなと楽観しているのが今だ。

まとめ~2020年の就活はこういうバイブスでいきたい~

2年と10ヶ月分の大学生活を振り返ると、私のやってきたことって大体、①ふるさとワーホリ②絵を描く③ベンチャー企業でのインターン の3つでした。
①ふるさとワーホリでは大体、”地域の魅力を発信する”というお仕事をさせていただいてきたのすが、最近ある人と話している内に「それってPRじゃない?」という話になりまして。ふるさとワーホリで地域や人から感動をもらって、それをもっと多くの人に知ってほしいと自力で試行錯誤してきた自分が、これからどうやってその恩を返せるのか考えたところ、PRのお仕事なんじゃないかと考えている最近です。
②絵を描くは、ふるさとワーホリで刺激やアイデアをもらって絵を書いて表現し、絵を作る過程で自分が大切にしているものに気づいて。③のインターンで自分の価値観と社会の常識の差を理解していってという風に影響している感じがあります。
最近は、働くことは社会に貢献することなのだから、就活は自分の社会への貢献の仕方を考える時間なのかなと思ったりしています。全ての企業は社会を良くするためにあるとお父さんが言っていました。その言葉を信じて、2引き続き就活をがんばろうと思います!笑
2020年も力を尽くして生きるぞ!!!

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