【勝手に人生相談 No.250】両親のせい 娘と暮らせず(神奈川県・40代女性)
▼ご相談内容▼
40代の女性。
両親の勝手で娘と暮らせずにいます。
私は、娘が1歳の時に精神疾患になり、夫と別居して、娘と一緒に実家に戻りました。
しばらく実家で過ごしましたが、私の病気はよくならず、医者の勧めで家を出ました。様々な事情から、娘は両親に預けました。
その後、病状は改善し、夫と同居を始めましたが、娘とは会いづらくなりました。
両親が私や夫を悪く言い、娘を洗脳していたのです。
夫も家族3人の生活を望んでいたため、娘の引き渡しに求めて裁判に。勝訴したものの、両親は判決を無視。
強制執行しても、洗脳されている娘が私たちに会うことを拒否し、執行不能に終わりました。
今は中学生となった娘に思いを伝え続けています。先日は娘から連絡がありました。本当は会いたいのかもしれません。何かよい案はないでしょうか。
▼やまのぼ回答▼
一番大切なことは、娘さんがどう思っているのか、そして、今後どうしたいのかだと思います。ただし、それには、娘さんの洗脳の浄化が、最低限度の条件でしょう。
この際、あなたやご主人の悪口を言って、娘さんを洗脳した、理不尽なご両親のことは、できれば無視したいところです。
しかし、そうすることで後々まで、尾を引くことになり、ご家族3人のこれからの生活に、いつまでも陰を落とすことになりかねません。
判決を無視するようなご両親を、説得するのは困難なようですが、避けては通れぬ茨の路なのです。
膿は一度出す必要があります。本当の解決は、修羅場を潜り抜けた先にあるとも言われています。
それには、粘り強い話し合いが必要です。具体的には、ご両親とあなたのご家族3人の5人全員が一堂に会すべきでしょう。陰口での憶測は排除すべきです。
その場の主役は、娘さんなのですから、第一に娘さんの意見を尊重すべきです。娘さんが、洗脳されていることを認知できれば、解決への道筋が見えたと言えるでしょう。
家族3人が水入らずで、生活するのが、一番の幸せなのですから。
ところで、万が一、ご両親がその場に、参加しないのなら、金輪際ご両親との話し合いは持たないと、最後通牒をつきつければいいと思います。
これも、筋を通した修羅場のひとつの形なのです。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.251】埼玉県・40代男性のご相談です。「妻の行動に納得できない」を、予定しております。
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