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【企画投稿】140字小説・広(その2)夏までもたない!

そろそろ半額値引きの時間だからと、寝たきりの家内に促され一人でやって来た。新たにオ-プンしたス-パーで、520円の半額になった弁当を一つだけレジに運ぶ。表に出れば、ご自慢の広い駐車場に車が10台足らず。まだ、夕方7時前だというのに。夏までもたないだろう。広い冬空にオリオンが滲む。

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