【超短編小説】定(その4)#140字小説
「課長!これでいいでしょうか」斎藤が稟議書の下書きを見せた。私はそれを斜め読みし、肯定も否定もしないで机に置く。「やっぱり!ダメ?」と、斎藤。私が「君が自信のないモノを見せないでくれ」と言うと、ヤツは次の言葉も聞かず自席に戻ってしまった。斎藤は根っから典型的な指示待ち人間なのだ。
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「課長!これでいいでしょうか」斎藤が稟議書の下書きを見せた。私はそれを斜め読みし、肯定も否定もしないで机に置く。「やっぱり!ダメ?」と、斎藤。私が「君が自信のないモノを見せないでくれ」と言うと、ヤツは次の言葉も聞かず自席に戻ってしまった。斎藤は根っから典型的な指示待ち人間なのだ。
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