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No.434_完璧主義を隠れ蓑に使う人が増えた原因は

今回は…
「完璧主義を隠れ蓑に使う人が増えた原因は」

について、書いてみたいと思います。


いくら本を読んでも、行動しなければ何も変わりません…汗


自己啓発の本を読んでいると、


「本当にやりたいことをやりなさい」

「自分の大好きなことを見つけなさい」


というようなことが書いてあることが多いものです。


それを読んで、新たな悩みを持つ人(難民)が
最近増えているんです。


どんな人かと言うと…


「本当にやりたいことが分からない」

「自分の大好きなことが見つからない」


と言う人です。


このようなことを言う人は、
完璧主義タイプの人が多いんです。


完璧主義な人の言い分は…


自分にはやる気はあるんだけれど、
本当にやりたいことが見つからないんです、

だから行動出来ないだけなんです。

本当にやりたいことが見つかりさえすれば、
自分は行動出来るんです。

でも今は、それが見つからないんだから
行動出来なくても、仕方がないじゃないですか…


と言うよなものです。


これは、自己啓発を勉強したおかげで、
別の(もっと厄介な)悩みを抱えてしまった事例です。


普通の生活をしていた人が、いきなり


「本当にやりたいことをやりなさい」

「自分の大好きなことを見つけなさい」


と言われても、答えがすぐに出ない方が普通なんです。


だって、今までそんなことを考えたことが無かったからです。

もしかしたら、それを教えている人達は、


簡単に見つからないことを知っていて、
本や教材を販売しているのかもしれません。


買う方は、「答えが見つかるだろう」と思って、
本や教材を買い続けることになるのです。


「本当にやりたいことをやりなさい」

「自分の大好きなことを見つけなさい」


と言う教えの、一番悪い点は、


「見つからないことを理由にして、行動しない人(難民)」
を増やしてしまうことなんだと思います。


言っていることが正当な(間違っていない)だけに、
余計にタチが悪いとも言えるでしょう。


では、行動するためには、どうすれば良いのでしょうか?


それは、「目の前のことをやりなさい」と言うことです。


好きでも、嫌いでも、なんでも良いから、
目の前のやるべきことに全力を注げば良いんです。


そうすることで、芋づる式に、求めるものに近付いて行く
ことが出来るでしょう。

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