ちょっと足し算やります②

どうもnobo mathです。


軽く、「足し算」やりますか。


「もの」が「増える」という動き。

これが「足し算」


リンゴ1個が、リンゴ3個に増えた。

リンゴ1個にリンゴ2個増やした。


結果、リンゴが最終的に3個になっている文章です。

なんやかんやで、「国語」であり、「現代文」であり、

それを読んで分かる、というところは「読解力」ですね。


読めば、状況がわかる、それが大切です。


そして、リンゴが1個あって、リンゴ2個持ってきた。

増えたリンゴによって、今、リンゴが3個になっている。


は、数字を使った状況をリンゴというものを端折って、

1+2=3 という記号で省略して状況を「数」だけで説明している。


と、いうことが状況として、大事。

これなら、「リンゴ」の個数の変化が1+2=3という状況です、

という説明になります。


ここで、「増やす」という動きは「+」を使うことがルールとなってます。

「増やす」なら「減らす」という動きもあります。

それは、「ー」マイナスとルールとしておきましょう。


まず、「減らす」という動きは、

リンゴが3個から食べて1個になった。


足し算と同じように状況を数字で表すと、

3-2=1 となります。


もっと、クドく動きを書けば、

「リンゴ3個」があって、「リンゴ2個食べたから、2個減った」

だから、「残りのリンゴが1個になった」と言う訳です。


それを状況を①、②、③と分けると

①「リンゴ3個」は、3として、

②「リンゴ2個減った」は、ー2として、

③「残ったリンゴは1個」は、=1となる。

これを組み合わせたことが、3-2=1となっていますね。


実は、こういう風に考えるとスゴくまた世界が広がります。

①~③までの状況の動きの足し算になってませんか?

これが「読解力」です。


要するに、

「リンゴ3個」+「リンゴ2個減った」=「残ったリンゴは1個」

という状況の足し算です。


①~③で簡単に描けば、

①+②=③となっています。


それならば、

「3」+「ー2」=「1」

と書けます。


数字の表現のやり方、本質をまあ理解するには、、、

最初のうちは、知識を沢山、万遍無く、

そして「取りあえず疑問に思わず覚える!」に

徹する必要があります。


だって、「読めない」もの。

「読解力」が小学生からある訳が無い。

これは、天才でない限りは経験値の問題です。


それ有るならば、

「3」+「ー2」=「1」という形が

自然に見えます。


となると、、、

3-2=1 と3+(ー2)=1という書き方は

同じであって、3-2の方がカンタンに略して利用しやすいけど、

3+(ー2)=1の書き方を知って3-2=1を書いている人の方が、

状況が分かっているのですわ。


で、何が言いたいかと言えば、

「状況の積み重ねが結果として出ている」という動きは、

状況の「足し算」である、ということ。


「増やそう」が「減らそう」が、

動いたその結果が増えた減ったで、

「足し算」だろうが、「引き算」だろうが、

ルール上、「足し算」なんだわ、ということです。


だから、今「引き算」やっているんだ!

と誇ろうが「足し算」をやっているに過ぎないんですわ。


ルール、取り決めの中で、

計算が行われるので、


じゃあ次いで「掛け算」「割り算」やりましょうか?


「掛け算」は、そりゃ~、、、

圧倒的な「足し算」の簡略化。


2+2+2=6

これはまだ書こうかなと思いますが、


2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2+2=・・・?

タイプするのも面倒だし、、、

書くのも長くて飽きるし、、、

数えて答えを書くのも一目でわかりずらいから

いちいち数えるのも面倒だわ。。。


なので、簡略化しましょうとルール決めます。

上の2が何個あるか?

その個数と2の数を×というマークで

カンタンに書こう。その「足し算」の方法に

名前を付けよう。


その名前が「掛け算」

2+2+2+2+2+2=12

2が6個ある、それを全て足す。

それを、2×6=12と簡単に書くルール。


それだけ。

となると、「掛け算」も「足し算」ですね。


最後に「割り算」

3×4=12。

こんな計算があります。


じゃあ、12×〇(何か)=3っていう書き方、ないですかあ~?、

そんな不思議な、ひねくれた考え方をするひとがいたのでしょう(笑)

これがきっかけか知りませんが。


どうすればなるか?

12+(ー9)=3ならなるけれどね。

でも、あいにく「掛け算」っぽいのでいかないといけない。


もう少しバラシてみます。

12は、3×4なので、

3×4×何か=3×1。

こうすると、3の掛け算がこうしたい!という動きの結果の3に

出てくるので、両方に3の掛け算が出てきます。


つまり、この4×「何か」を「1」にする仕掛けルールを

作るしかない!と誰かが考えたんですね。


割り算のはじめは、きっと1個のケーキを何人かに分ける方法で

よく教えると思います。


さて、問題である左側の掛け算があって、

解答であるイコールの後の右側の1×の数の掛け算がある。

今回は、左側の掛け算をバラシて4×「何か」=「1」にする為に、

「何か」を掛け算前と同じ数字の4を使って、新しい記号決めてを「÷4」としましょう。そうして、

4×「何か」=4×「÷4」=1としましょう、とルールを作ってしまった

のです。


割り算は普通は、ケーキを均等に分ける、とか、

分かり易く現象の説明を例に挙げてやるんですけど、、、

あまり計算の本質、具体性が無いです。


今回は、現象ありきで割り算を攻めたので、

実際には答えを求めるので、

そのバージョンでやってみると、、、


30÷6なら、

30×「÷6」=5×6×「÷6」だから、

あ~、6×「÷6」あったわ~、となり、それは×1と略せて、

30÷6=30×「÷6」=5×6×「÷6」=5×1=5

となる感じですね。


+、ー、×、÷という記号は、「ルール」。

そういうゲームなので、鬼ごっこや、かくれんぼの様に

そういうルール遊びだということを知っておきましょう。


まとめると、

増えるだの減るの、起きた現象による変化は

すべて状況の足し算で、

「引き算」は「足し算」で、

「掛け算」は「足し算の簡略化」なので、「足し算」

「割り算」は、「掛け算の簡略化」なので、「掛け算」であって、

「足し算」


つまり、「引き算」「掛け算」「割り算」は

すべて「足し算」なんですわ。


これらを「あ~、そうなんだ」と納得するには、

「読解力」が必要です。


まず、、、ひたすら計算ドリルをしたりして、

「本」を適当に読むことですかね(笑)


現象を、どんな状況においても

対応が出来るようになるのは、

あいまいな経験値でなく、

ルールによるシステムの理解です。


勿論、曖昧な経験値は大事です。

それがシステム理解の下地になります。


ただ、それをちゃんと理解に繋げることを

するか、しないか、が重要な分かれ目。


理解とは、暗記や記憶から解き放たれて

自由に、窮屈さが無くなります。


普段でもそうです。

問題の解き方は、暗記すれば、

その問題は100%解けます。


しかし、類似問題は太刀打ちできない可能性があります。

経験値の総括はいずれどこかでやることは、

ルーティンワークでとても大事で、

自分の動きの精度を上げて、さらにラクになります。



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