割り算の不思議と分数と小数。

どうもnobo mathです。


前述の話をひとに話したら、

「分数はどうなの?割り算って1つのものを切り分ける

ってことでしょ?」

と尋ねられた。


う~ん、、、

個人的には、「割り算」と「割る・分割する」という

行為・動きを、それこそ分けた方が(ダジャレ)良いと

ふと思いました。


普通に文面で捉えるなら、

何かを割って、分割する、という動きは、

あ~、何かが小さく小分けされるなあ~、と思います。


「割る・分割する」という動作が

⇒「割り算」に適用は1つとしてできるが、

「割り算」という動作が

⇒「割る・分割する」という動作になる、か?と言えば、


状況の積み重ねに応じて、見た目「あー、何か違うし・・・」という

ことに陥る場合がある。


その具体例が、、、5÷5と5÷1/5

取り敢えず解答は、前者は1になり、後者は何故か25となる。


・・・増えちゃった。。。(笑)


このへんてこりんになってしまう理由は

すべて「ルール」によるものだからです。


÷(割る)という記号は、、、

÷記号の前者の数字と÷記号の後者の数字が

同じ数字の時に1になる、というルール。


これが割り算のルール。

計算のルールであって、

実際に「分割する」という現象のルールではないんですわ。


もう一度振り返って、

ルールにしたがって、

3÷3=1ですし、

15÷3=5×3÷3=5です。


1÷4は1÷4です。


でも、今まで形良く言っていたのに、

答えが1÷4じゃあ、カッコ悪い。。。

と誰かが思ったのでしょう。


そこで、分数という形のルールを出してきました。

1÷4は1/4(普通の記載は1が上で4が下に書いて、数字の真ん中にマイナスを入れる)

これなら計算済んだみたいでカッコいい、と誰かが思ったのでしょう(笑)



あとは、小数というルール。

1よりも小さい数字を作ろうと。

1は1.00・・・(・・・はその前の数字と同じ数字が続く)

と書きましょうとルールとした。


だから、1=1.0であり、1.00であり、1.00000であり、

1.0000000000000・・・・・です。


すると下のケタで3ケタできるので、

1.00÷4ならば、0.01×100÷4=0.01×25×4÷4

=0.01×25×1=0.25となります。


これはどれだけ答えがカッコよくみせることが大事か、

だけですね。。。


勿論、1個のケーキを何人かで割りましょう!!ということに

割り算が有効なのは確かです。

ただ、、、割り算の計算で、

1つのものを分数で、小数で割りましょう!!ということが

ケーキを何人かで割りましょう!!ということには

シチュエーション的に適さないことは分かりますでしょう(笑)

屁理屈言えばそういうことですね。

計算は計算でルールがある、ただそれだけです。


取り敢えず了。


・・・

・・・


ここからややこしいので、読みたいひとだけでいいです。

要するに以下は、回り回ってキレイな形になる典型的な分数例です。


だから、1÷3だと、小数にすると

0.01×100÷3=0.01×(33×3+1)÷3

=0.01×(33×1)+0.01×(1÷3)。。。


見てて、計算がまとまり悪くて、、、

合っているかどうかも分かりにくい。。。

*実際は割り切れない計算です。


あがいて、形よくしても、


1÷3=・・・(途中省略)・・・=0.33+0.01÷3

=0.33+0.01÷(0.01×300)

=0.33+1÷300


もはや、、、見にくすぎます。。。


そこで分数が出て来てまとまりを持たせます。

=0.33+1÷300=33×0.01+1/300

=33×(1÷100)+1/300

=33×(÷100)+1/300

=33÷100+1/300


どんどん式を影響ない様に変えていきます。

=33/100+1/300

=33/100×3/3+1/300 *3/3は=1ですから全体に変化なし。

=(33×3)/(100×3)+1/300


=99/300+1/300 下の数が一緒だと計算できるルールです。

*なぜなら、=99÷(100×3)+1÷(100×3)って

 2×3+4×3=(2+4)×3とまとめることができるんで。。。

 割り算も掛け算であり、足し算であると前述で説明済み。

( / の記号は、×(÷)と同じ)

=100/300=1/3×100/100=1/3×100÷100

=1/3×1=1/3


故に1÷3=1/3と書くことが一番きれいな形。

になりますね。。。




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