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まんまと踊らされているとわかっているが…

以前から、
キングコングの西野亮廣さんの本を読みたいと思っていた。

テレビで見る西野さんは
どんな人に対しても
思ったことをはっきり言っていて、
私とは全く違う考え方で
ちょっと怖い印象の方だった。

でも絵本「えんとつ町のプペル」を
手掛けたり、
オンラインサロンの運営、
講演もされていて、
「きっと頭の回転が早く、
行動力もある人なんだろうなぁ」と、
頭の中を覗いてみたいと思っていた。

ただ、本のタイトルも独特で、
どんな内容かは
タイトルからは読み取れず、
それがまた、
本を読む優先順位を下げ、
読むきっかけを失っていた。


先日、
いろんな偶然が重なり、
ついに読ませていただく事になった。

『革命のファンファーレ  西野亮廣』


これがまた面白かった。

世の中の当たり前と思われていることに
疑問をもち、
自分の正しいと思うことに挑戦していく

もちろん、
その考えにもちゃんと根拠があり、
自分の考えに自信を持っておられた。


例えば、

絵本を買うのは世のお母さんである。
そのお母さんは基本的に
時間とお金にシビアであり、
絵本を買って失敗したくないと思っており、
事前に試し読みをしたいと思っている。
でもその絵本を試し読みする時間がないから、
自分が子供の頃読んだ絵本を
購入することになり、
今でも昔の絵本が売れている。


そんな考えから、
「えんとつ町のプペル」の無料公開を行った。

「無料公開したら、
絵本が売れなくなる」という
世間の批判に反して、
「えんとつ町のプペル」は
販売数を伸ばした。



作品の宣伝をするのにも
「他人の時間を使う」。

自分がテレビに出て宣伝するのではなく
話題性のあることをして、
ニュースで取り上げてもらう。
そうすれば、
一切の宣伝費も時間もかけずに
作品の名前が発信される。


インターネットが普及し、
国民全員が情報発信する時代。
どうやったら、
SNSで発信されるだろうか、
批判でもなんでもいいから、
存在を知ってもらうために
どうすれば投稿したくなるか…


そして、
まんまと私の時間を使って
本の宣伝をさせられている。

不本意ではなく、
本心でよかったと思っているので
是非読んでもらいたい。

そしてまた、
こうやって企業が宣伝することよりも
一個人が宣伝した方が
より信頼しやすく、
宣伝効果が高いのだ…。

なるほど、面白い。
すっかりファンになってしまった笑


自己啓発本などで
「常識にとらわれるな」
「今までの考えを疑え」とある。

私の想像していた常識からの脱却とは
大きく逸脱し、
読んで理解し、
納得するので精一杯だった。

「成功している人たちに直接会う」
という成功法則もある。

確かに、
本を読むだけで
これだけ考えに影響を及ぼされるのなら
実際に会ったら、その影響力やいかに…


世間で異端と呼ばれている人達の本を
読みたくなった。

そして会いに行こう♪


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